【実録連載!ホストクラブに生きたソープ嬢】第4話 ゆうたと本営へ

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ゆうたという男の存在で異変が…

ゆうたは、ハッキリ言って見た目は全く好きじゃない。

私の偏見ではなく、おそらく世間一般的に見てもカッコイイとは言えない。

彼の特徴を表す言葉は「おもしろいヤツ!」まあ単純にそれだけ(笑)

ショウのことは相変わらずずっと好きなんだけど、こんな気持ちをずっと維持し続けるのも正直ツライ。

いっそのこと、バカで全然カッコよくもないけど、私のことをちゃんと笑わせてくれる男と一緒にいた方がもともとの私を取り戻せるんじゃないか?

前のわたしみたく笑って生活できるんじゃないかって思った。

「あんなヤツの何がいいの?」と周りから聞かれる度に返答に困ったが、自分の中の何かを変えたくて結局わたしはゆうたとは付き合うことになる。

出会って1か月で付き合うなんて今までの恋愛経験からしても無かった事だったけど、心の隙間を埋めて欲しいって気持ちだけだった。

未だにゆうたは認めないけどわたしとの付き合いは確実に「本営」だった。

ホストの90%以上の人がやっていることだから冷静に考えるとこれも当たり前のことなんだけど、過去のわたしみたいに周りが見えなくなっていたり、心の状態が正常でない時だとこの本営を見破れない。

実際に付き合う前から別れた後まで「本営だったんだ。」と気付かない女性の方が多いんだとホスト関係の人からも聞いてたんだけどまんまとやられた(笑)

わたしの中でも半分ぐらいで「本営」なのかな?って気持ちはあったけど、残りの半分は彼氏だと信じてた。

だからゆうたの締め日にはもちろんお店に行く。

お店のイベントにも必ず顔を出す。

お店に行った時もしっぽりと飲むようなことはしない。

「わたしの彼氏なんだからシャンパンぐらいは入れるのは当たり前じゃん!」っていう変な考え方をしていたんだ。

今考えるとすっごくばかだよね…わたし。

きっと男性の愛情が欲しかっただけなんだ。

それを求めた相手がその時はたまたまゆうただったってことだと思う。

だから結果、ゆうたとも長くは続かない。

きっかけは付き合い始めの締め日。

ゆうたから恐ろしいというかど定番な殺し文句が…。

「オレ、もうちょっとでナンバー入れるから菜月オレのために30万出せへん?」

遂に、そしてこんなにも早くこのセリフが出てきたか…って思ってわたしは一瞬で現実に戻った。

嫌われるのを覚悟で「それは無理だよ。」きちんと断ったその次の日、金にならないと察したのかゆうたはわたしに別れを告げて来た。

いいわゆる本営を解除ってやつ(笑)

虚しくなった。

わたしは一体なんなの?

何をやりたいんだろう?

ただただ幸せに毎日笑っていたいだけなのに。

悔しい、情けない、寂しい。。。

そんな気持ちになるとまたわたしは誰かに依存をしてしまいたくなる。

わたしに依存癖があることを見抜いていたのか、それとも感じたのかゆうたとの本営を解除してからすぐにショウは私に狙いを定め近づいてきた。

数日後に彼から言われたひとこと…付き合って。

正直ショウの事はずっと好きだった。

一人でいたくないという気持ちがどうしても優先してしまう。

騙される覚悟で本営開始した。

そこからあれよあれよという間に彼の術中にハマるのである…。

第5話もお楽しみに♪