エピソード

【待機所をパイプ椅子が飛び交うお店で1年間働いて思ったこと】本当にあった劣悪環境のやばいお店

こんにちは!
今日は早起きした「いろは」です。
長年の昼夜逆転生活が身についてしまい、陽の光を見ると眠くなります。
今日は何を書こうか迷っていたのですが、Twitterを徘徊していたらお店の話があったので今回は私が在籍していたお店について書きたいと思います。
正式に許可を取って営業しているデリヘルは、日本に約13,000店あると言われていますが、この数字は日本のローソン店舗数と大体同じ数字です。
風俗の仕事は色々なお客さんとの出会いがありますが、出会うのはお客さんだけでなく色々なお店に出会います。
私は4年間で2つのお店に在籍しましたが、この2店舗は天と地ほどの差がありました。
いいお店もあれば悪いお店もある、今回は私が1年間在籍した最悪なお店を紹介したいと思います。

求人の「アットホーム」に騙されないで!


お店を探す際、必ずHPを見ると思います。
ほんとかな?
と疑いを持つか、求人の謳い文句を素直に受け入れるかは人それぞれです。
18歳でなんの抵抗もなく風俗業界に飛び込んだ私は、数店舗の求人を見て通いやすく家からは少し離れたお店に入店を決めました。
求人には「アットホームな雰囲気のお店です。
何も知らない私はアットホームならいいや、と即決。
面接も問題なく入店が決定し、優しい先輩達に囲まれて楽しく仕事をしていました。
入店当初は専門学校に通っていたので、土日に昼間と平日の夕方から数時間の出勤しかしていませんでした。
入店してからお店に対しての不満は、店長がセクハラ発言多い程度で、それ以外は先輩も他のスタッフさんも優しかったです。

昼間は笑顔が飛び交い、深夜はパイプ椅子が飛び交う


専門学校が夏休みに入り深夜帯の出勤を勧められたので、親には友達と旅行やら遊びに行くやら上手に嘘をつき、夏休み中は深夜に出勤することにしました。
初めての深夜出勤はいつもと比べ物にならないくらい稼げたので、いろは有頂天。
深夜出勤組は晩御飯をキャストが交代で作ると言う超アットホームイベントがあり、栄養士の卵だった私は先輩に褒められちやほやされ可愛がってもらっていた時、奴がやってきました。
物凄い音を立てて事務所の扉が開き、どうやったらそんな足音が出るの?と言うくらい大きな足音、踏ん反り返りながら肩を左右に振って入ってきた男性。
そう、社長です。
それまで笑い声と笑顔が飛び交っていた事務所は、社長の登場で一瞬にして凍りつきました。
おはようございます・・・・
先輩やスタッフさんが挨拶をするものの、全員目線は社長に向けられていませんでした。
訳も分からず同じように挨拶してその場をやり過ごしていたら、社長が新人の私に気づきニコニコしながら寄ってきて1言。
いろはちゃんこの業界知らん事多いやろうから教えたる。客とはヤッとけ。その方が稼げる。
※ちなみにこのお店では私の源氏名はマユリでした。
あまりの衝撃でポカーンとしていた瞬間、スタッフさんのデスクを社長が1蹴り。
スチールデスクの鈍い音でビックリしていると、数メートル先にいた社長が私にすごい勢いで近づいてきて「いろはぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!返事せんかゴルァアアア!!!
涙目で返事をしたら、次の瞬間飛んできたのは怒号ではなくパイプ椅子でした。

社長の言うことは絶対

飛んできたパイプ椅子は間一髪で避けましたが、その後も物が私めがけて飛んできて怖くてシクシクと泣きながら「ごめんなさい」連呼していると物が飛んでこなくなりました。
1番可愛がってくれていた先輩のところに駆け寄ると「社長の言うことは絶対だし、目をつけられたらその日は1日攻撃の的になるから気をつけて。」とのこと。
その日の待機中は社長の攻撃の的になり、その後もパイプ椅子は事務所を舞いました。
夏休み中深夜の出勤が続きましたが、毎回怯えて待機していたのでお客さんが入ると泣きそうになるほど嬉しかったです。
社長がパイプ椅子を投げるのは主に売り上げが悪かった時です。
ランカーの先輩達にもっと稼いで来いと言う日もあれば、何も言わず待機スペースにパイプ椅子を投げてくる日もありました。
これ以降社長と会いたくなかったので、昼間メインの出勤にして社長との遭遇率は減りました。

辞めたい!!でも辞めれない!!


入店して1年経った頃風俗という業界にも慣れてきて、初めて今いるお店がいかにダメなお店かを知りました。
バックもお店と半々で雑費や送迎代、社長の気分で発生する罰金。
風俗の世界なんてこれが当たり前だと思っていましたが、出会い系で知り合ったスカウトに話をした所かなりレアケースだったようです(笑)
名古屋の方が稼げるし、そろそろ辞め時だと思ったので店長に辞める旨を伝えるとあっさり拒否されました。
何回か辞める話をしましたが、はぐらかされたりスルーされたり、最終的には社長を召喚され逃げ場がゼロ。
スカウトさんに状況を伝えると「飛んでしまえ」とのことだったので逃げるように飛びました(笑)

お店選びは慎重に

私の風俗人生4年中3年間過ごしたお店は、そこまでバックも高くないし小さなお店ですが居心地がよかったです。
客層もそこまで良くはありませんでしたが、嫌なことがあったら話を聞いてくれる、暇な時は一緒にご飯に行ったりゲームできる優しいスタッフさんがいたので続けられました。
ちなみに私が1番最初に働いていたお店は、私が辞めてすぐにドライバーが携帯を見ながら運転していたために送迎中事故に遭い、乗っていた女の子が死亡しています。
今もお店はありますが、お店の掲示板は今も変わらず大荒れです。
社長だけでなく、スタッフもカスでした。
お店選びをする上で優先順位は人それぞれです。
バックやエリア、スタッフ対応や客層などなど。
お金も大切ですがしっかりフォローしてくれるスタッフさんはもっと大切です。
これから入店する人、お店を移りたい人はお金だけでなくスタッフさんの対応なども重視してみてください。
お店探しや相談などいつでもお気軽に問い合わせてくださいね。

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17歳から援助交際を始め「セックス依存症」になった私は18~22歳までの4年間デリヘルで働き続けました。無理な働き方により体を壊し、今でもストレス性の喘息と蕁麻疹と共存しています。現在は風俗ライター・相談員・業界の様々な事情を取材しつつ、メンエスの内勤さんもしています。現役を引退して2年、この業界にまた戻って来たのは、ただただ好きだから。たった1人で悩む女の子のために活動を続けていきます!

 
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