エピソード

【風俗嬢生活17年で1度だけ!】旦那の先輩が指名来店した事件簿【前編】

こんばんは。
綾野アオイです。
皆さん風俗店で働いていて、お客様として知人が来店した経験はありますか?
私は17年間で1度だけ、旦那の先輩を接客してしまったことがあります。
しかも顔出ししていた当時、新規指名でのご来店でした。
あぁ、時間よ戻れ。
その日からの出来事をありのままにお話ししていこうと思います。
まずは前編から。

風俗嬢生活17年で1度だけ知人に遭遇した当時のこと。

当時、私はお店の看板嬢として雑誌や新聞、インターネットでも顔出しをしていました。
地元から遠く離れた土地で生活している為に、最初は軽い気持ちでお店から頼まれた顔出しを承諾。
それよりなにより地元の知人にバレようが、「もう今更この年齢になるとどうってことはないわ~」くらいの気持ちでいました。
バツ2だしね。
地元でもないし恋愛もしないだろうし、再婚なんてするわけがないだろうくらいに思っていたのです。
しかし顔を出し始めて1年が過ぎた頃、お店で“嬢と客”として出会った現在の夫と交際をスタート。
「顔出しやめた方がいい?」なんて聞いても「仕事なんだし別にいいよ。」なんていうやりとりもあり、私は交際を始めてからも顔出しを続行しました。
触らせない、キスもしない、フェラチオもしない。
そういう接客をしていることを身をもって体験している夫は、風俗を辞めてほしいとは言いませんでした。
後に全くの別件で大喧嘩した時には「本当は風俗なんて辞めてほしいに決まってるだろ!でも俺にはそんな大金稼げないから言えないんだ!」と本音をぶつけられたこともありましたが・・・。
そんなこんなで風俗嬢を続けていたある年の12月。
まさか自分がこんな形で知人バレすることになるなんて思いもしなかったのでした。

攻め専門嬢に攻めたいとほざく男のご来店。

まだ私が夫と結婚する前の恋人だったある年の12月の出来事。
そのお客様は前日予約の新規指名でご来店をしました。
どこかで見たことのある顔だなぁ~程度の感覚。
「以前別のお店でお会いしたことありませんでしたか?」
店名を出したけれど行ったことがないと言っていたし、普段は普通の風俗店にしか行かないと言っていました。
「実はM性感のお店ってわかってなかったんだよね~!だからちょっとだけダメ?ちょっとならアリっしょ?」
しつこく聞いてくるその男性に、「良い子にもできないのにもうご褒美欲しがってるの?随分ワガママなのね~?」
なんて言いながら、シャワーを浴びて強制的にプレイを開始。
「攻めたいとか言いながら受け身だけでこんなに勃起してるじゃないの~変態ね~♪」
「ケツマンコも遊んでほしいんじゃないの?今日は私の玩具になってもらうからね~♪」
まぁ本音というか腹の中では、ネット見て指名したんならプロフィール読んでから来いよ。
触りたいとかほざくんじゃねぇよ。
お前と過ごしてる時間に他の指名客取れたわ。
滅茶苦茶に調教して絶対本指名にさせたるわ。
と思っていました(笑)
そして結果、アナル性感でドライオーガズムを10回ほどイかせて喘がせまくってフィニッシュ。
「こんな世界があったなんて知りませんでした。ありがとうございました本当に。」
さっきまでの勢いある生意気な口調どこいっちゃったの~?という感じで、物凄く満足していただいた模様。
「お正月休みは出勤するんですか?土日は出勤してますか?」
そんなこんなでお正月休みの1月3日。
新年会があるからその時にまた来ます、と言い残して帰っていった男性。
今日は忘れもしない12月21日。
まさか1月3日を待たずして再会することになるとは思いもしていなかった。
私もその男性も。

再会は突然に。ハニーフラッシュ!

12月23日。天皇誕生日。祝日。
夫(当時彼氏)の社会人野球の忘年会があり、深夜2時。
私は仕事の帰りに迎えに行くことになっていました。
予定では3次会のカラオケは2時の解散であったが、時間が押してまだカラオケに来て1時間しか経っていないとのこと。
しかたない。
車の中で待っていようと思っていると電話がかかってきて「みんながアオイちゃんも呼びな~ってさ!」
当時から早朝、野球の試合を見に行っていたのでチームの人たちとは面識があり、待たせるなら呼べ呼べという感じで私も途中参加することになりました。
いままで野球の試合を見に行くとき、はじめの1度以外はスッピンマスク姿で行っていたのですが、この日は仕事帰りの夜なのでもちろん化粧をしています。
教えられた号室の扉を開け入室。
まさかの夫は通話から数分で撃沈して爆睡していた。
入り口から一番近い席に座り、夫の同級生と会話をしていました。
「アオイちゃーん!倖田來未歌って!!キューティーハニー歌ってぇ~!!」
野球チームのオッサンに言われるがままに歌わされる私。
そしてカラオケルームの扉が開く。
「おぉ!三木さんやっと復活したぞー!」夫の同級生が叫ぶ。
振り向くわたし、青ざめる。
そこには3日前に指名で来店した男性がいました。
目玉が飛び出すんじゃないかってくらいに一瞬驚いた顔をする男性。
それでも私はキューティーハニーを歌い続ける。
入り口からいちばん近い席に座っていた私の隣に座る男性。
お願い。曲、まだ終わらないで。っていうか起きてくれ夫よ。
まさに歌詞の通りに(お願い~お願い~近寄らないで~)な状況である。
しかし無情にも曲は終わりを迎える。
そして、全員でハニーフラッシュでフィニッシュです。
後編に続く・・。

アダルトライター/風俗ライター。好奇心から始めたSM店・M性感店でM男遊びにドハマリして貴重な10代と20代を浪費した攻め専門嬢17年生。一目惚れした年下のお客と結婚後もネタ収集と性欲発散のために現在も月2で出勤中。 好きな言葉は予約完売、好きなプレイはアナル開発、連続ドライオーガズム。体の負担や性感染症のリスク、年齢問わず長年勤務できる攻め専門嬢というジャンルを推奨中です。好きな食べ物はグミ。

 
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