ライター紹介

【新ライター自己紹介】メンヘラ遅咲き元風俗嬢、現人妻の百花繚乱デビュー!

はじめまして、アダルトライターの百花繚乱(ひゃっかりょうらん)と申します。


このたびご縁あって、NAISHOさんでコラムを執筆させていただけることになりましたので、まずはわたしのこれまでの記録を書いていこうと思います。

かなり遅咲きの風俗デビュー

わたしの風俗デビューは、30歳になってから。
それまでは本業は別ですがセクキャバに勤めたり、アダルトチャットレディをしたり、これはいけないことですが出会い系サイトを使って援助交際したりしていました。

アダルトチャットレディ→援助交際に移行するまで


当時はアダルトライブチャット全盛期。
わたしも友達に「すごく儲かるよ!」と勧められ、軽い気持ちで登録しました。
アダルトライブチャットの内容とは、電マやバイブなどの大人のおもちゃでのオナニーショーを、WEBカメラとPCを使って配信すること。
これが当時めちゃくちゃに稼ぐことができたので、お金がなかったわたしはドハマりし、不眠症のメンヘラだったことも手伝って、昼夜を問わずログインしていたものです。
そして、だんだんといつも見に来てくれる常連さんもついてきます。
そんな常連さんが、わたしのオナニーショーを見るだけでは我慢できなくなったのか、サイト内メールで口説いてきたのです。
会う条件は、「ホ別3(ホテル代別3万円)」。
わたしは3もいただけるのならいいか~と、軽い気持ちではじめての援助交際をしたのです。

セクキャバ嬢時代のメンヘラ同僚たち

アダルトライブチャットサイトが閉鎖したのを機に、わたしはセクキャバ嬢になりました。
普通のキャバクラとは全く違い、お客さんの膝にまたがって裸の上半身を露出し、胸を触られたりなめられたりするのがセクキャバです。
仕事内容はともかく、ここはわたしにとっては結構居心地のいいものでした。
なぜかというと、わたしと同じくメンヘラの吹き溜まりのような店だったからです。
わたしは躁うつ病!
わたしは過食嘔吐とPTSD~
こんな、メンヘラ自慢?と聞いてみたくなるような会話が普通におこなわれていました。
カミソリを持ち歩いていて、客席で嫌なことがあったからと待機室でいつもリスカをする子…。
精神安定剤をわざと見えるように持ち歩いて、お菓子のようにいつもかじっている子…。
わたしは会話の中には加わりたくなかったので加わりませんでしたが、精神科に10代から通っている、立派なメンヘラでした。
かまってちゃんぽい子たちに嫌悪感はあったものの、同じような病に苦しんでいる人がこんなにもいるんだとわかったことは、ひとつの救いでした。

とうとう風俗デビューをしたわたし


機会があればまたその理由も書きますが、セクキャバをクビになったわたしが次に選んだ職業が、「デリバリーヘルス」。
その頃のわたしは夜の世界にどっぷりハマってしまい、昼夜逆転の精神を追い詰めるような生活をしていました。
自己評価も低かったので、デリヘルをすることに何の抵抗も感じないくらいにまで病んでしまっていました。
根が真面目なので本番こそしないものの、イラマチオからアナルファック、放尿プレイに至るまで、オプション料金で稼げる!と思えばなんでもござれのオールマイティープレイヤーでした。
中でもアナルファックはわたしの大の得意技となり、気づけば指名も多くいただけるようになっていました。
ただ、アナルファックは本当に女性の心身に負担がかかります。
毎日のように、精神薬と下剤を大量に飲まなければならない日々…。
わたしはだんだん廃人のようになり、毎日出勤はしてお金は稼いでいたものの、判断能力もないためその稼いだお金も知り合いに貸しては逃げられるといったようなことを繰り返していたのです。

結婚がわたしの転機となった

知人のひとりだった男性に、いきなりプロポーズをされたのは、そんなどん底のとき。
「付き合ってもないのに、何言ってるの~」
いったんは流しはしたものの、彼の熱意に気づけば入籍をしていました。
本当に判断能力がなかったのですね(笑)。
お付き合いすることなく結婚をしたので、休日になるごとにする夫婦デートは新鮮で楽しかったです。
入籍して1年もたつころ、ふと気づくとわたしの精神的な病はすっかりと治っていました。

なんちゃってメンヘラでも何でもなく、一生完治することはないと言われていたわたしの病気ですが、もう薬を飲むこともなくなりました。
今は風俗からはきっぱりと足を洗い、夫とともに普通の生活を楽しんでいます。
アダルトライターとして現役嬢の皆さんの悩みの手助けができたり、お仕事の応援をしたり、風俗卒業するまでを見守っていけたりすることが、わたしの新たな目標です。

アダルト・風俗ライター。自分の経験を通じて、現役でがんばる女の子たちの力になることができればと精力的に執筆中。

 
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