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【引退した安室奈美恵さんに学ぶ】去り際の美学と笑顔で終わることのススメ

こんばんは、アダルトライターの百花繚乱です。
先日、平成の歌姫・安室奈美恵さんが芸能界を引退されました。
引退されてすぐに誕生日を迎えた安室ちゃん(と、このコラムでは呼ばせていただきます)は、1977年9月20日生まれですから、なんと現在は41歳になられたということになります。
引退時は40歳という、人生の大きな節目でした。
これはものすごい事実ですよね。
一緒くたにするのは心から申し訳ないですが、同年代である百花繚乱。
もちろん当然ですが、ルックスもスタイルも何もかもが全く違います!(笑)
安室ちゃんは本当に若く見えますし、歌を歌いながら激しいダンスなんてわたしにはお金をいただこうとも、とてもとてもできません…。
まあわたしに歌って踊れとのお仕事の依頼は誰からもこないのでそれは置いておいて、若いNAISHO読者の皆さまも安室ちゃんの魅力に惹かれていたという人は多いかと思います。
とっても若々しいし、まだまだすごく人気があるうちに引退してしまうなんて、本当にもったいなく残念だと嘆き悲しんでいるファンの人もいっぱいいることでしょう。
でも同年代の目から見ると、安室ちゃんの気持ちもちょっと理解できそうな気がしてしまうのです。
40歳できっぱりと芸能界引退することを決められたのは、自分のことをちゃんとわかっていて、美学を貫き通したからだと思えるのです。

働く業界は大きく異なりますが、風俗嬢だっていつかはお仕事からの引退の時期を決めなければなりません。
今回は、芸能界を華麗に引退した安室ちゃんに学ぶ「引き際の美学」について、百花繚乱が思うことをつらつらと書かせていただきたいです。

どうして引退の時期なんて決めなければならないの?

自分で自分のことをかっこいいと思っていたい

「なんで?わたしは風俗の仕事にやりがいも感じてるし、お金も稼げるから引退なんて考えたこともない!」という人も、風俗嬢の中にはいるでしょう。
しかし、そんなあなたもいつまでも若いままではいられません。
周りの人にどう見られるかも考えずにはいられないかと思いますが、問題は自分で自分のことをどう見るかです。
わたしの知人に安室ちゃんとちょうど同い年の女性がいますが、その人は25歳のときに昼職を辞め、以降ずっとひとつの風俗店で働いています。
これはどういうことかといいますと、人妻店に移籍したりはせずに、ずっと若い子がいるお店に籍を置き続けているということ。
お客様にはなんと「28歳だよ!」と言っているそうです…。
その知人は安室ちゃんとは違い、とても20代には見えないような年相応の女性です。
「わたしは若く見えるし、若い子店にいても違和感ないでしょ。ハードな人妻店なんてイヤだし」なんて強がって言い張るその人は、周りからはとても痛々しい女性だと同情のまなざしで見られています。
15年間職歴も空白ですし、独身なのはもちろん、ちゃんと付き合ってくれる彼氏も長年いません。
これからの人生はどうするのか考えたくなく、今日の日銭を稼ぐことだけを考えるようにしているそうです。
あなたはこんな女性(悪い言い方をすれば、オバサンですね)に憧れることはできますか?
価値観は人それぞれですが、安室ちゃんみたいに自分で自分の引き際をちゃんと見据えていられる大人の女性のほうが、ずっと素敵に見えませんか?

いつかは引退をしなければならない

風俗嬢は、いつかは引退を決めなければいけない種類のお仕事です。
もちろん超熟女店に所属して60歳や70歳になっても働く女性も中には存在しているようですが、普通はそんなことはできません。
皆さんには若いうちに稼いで、転職して人生を次のステージに移したり、幸せな結婚引退をしたりしてほしいな…なんて、これはわたしの勝手な希望ではありますが…。
話を安室ちゃんに戻すと、彼女は「次のステージ」を見つけて、そこに移ったのだと思います。
それが一般人としてのゆったりとした普通で幸せな生活なのか、別のお仕事をはじめることなのかは、もちろん本人にしかわかりません。
40歳の節目、体力やルックスのかすかな衰え(ファンにはみじんも感じられなくても、きっと本人は感じるでしょう)を敏感に察知し、芸能生活の幕引きを自分で決められた彼女には、驚きと感嘆の念しかわいてこないです。
安室ちゃんが、もうファンの前で歌うことはありません。
「芸能界に未練はない、復帰することはあり得ない」と明言していましたし、彼女くらい意志が固いとその言葉を守るだろうなと思うのです。
本当に去り際がきれいな女性だったなと、心から感心してしまいます。

笑顔で終わることのススメ

安室ちゃんは「最後は笑顔で終わりたい」と言っていました。
引退を発表してから何度かTV画面で涙を見せることはありましたが、25年間も人一倍がんばり続けていたのですから、泣いてしまうのも当たり前のことかと思います。
しかしラストライブで最終曲を歌い終えた安室ちゃんは、とってもいい笑顔でした。
本当にかっこよかったです。
わたしにもいつか人生の次のステージに移るときが訪れるかもしれませんが、こんな笑顔で幕引きができたら最高だなと思えました。

今若いあなたも、いつまでも若さを売り続けるというわけにはいきません。
年を取ったのにもかかわらず「自分だけは若いつもり」もかっこ悪いことです。
いつの日かきれいできっぱりとした幕引きができるように、今日をがんばりながらも心の準備だけはしておきたいものですよね。

アダルト・風俗ライター。自分の経験を通じて、現役でがんばる女の子たちの力になることができればと精力的に執筆中。

 
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