こんにちは、アダルトライターの百花繚乱です。
わたしは数年前まで、かなり重い精神的な病気でした。
風俗をしていたことも脳みそに悪かったのでしょうが、長年精神障害者手帳の2級(2番目に重い)をいただいていたくらいの症状でした。
現在はとっても健康で、ごく普通の暮らしがお薬なしでできています。
無事に障害者手帳も返納し、健常者としての生活を送っています。
ちょっとおかしい…と思ったら
風俗にはいわゆる、病んでいる女の子がとっても多いです。
あなたも「わたしだけは大丈夫!メンヘラの子なんて甘えなんじゃない?」と思っているかもしれませんが、いつの日か突然こころの不調に気づくときがくるかもしれません。
- 気分がすぐれない
- 漠然と将来が不安になる・どうにかしないとと焦る
- 好きだった趣味もやる気がしない
- どこか遠くに逃げたい・消えてしまいたい
こんな重くるしい気持ちが2週間以上も続いているのなら、あなたにも「うつ病」の可能性が出てきます。
まずはネットで精神科のお医者様が公開している、うつ病の無料診断をしてみてください。
その結果が悪ければ、心療内科にかかったほうが良い場合もあります。
風俗のお仕事はうつ病を発症しやすい環境
風俗のお仕事をしていると、昼夜逆転したり生活リズムが崩れやすくなったりします。
また、好きでもない男性に肌をさらして触れられることは、女性をとっても疲弊させます。
そういったストレスは、うつ病を発症するきっかけになることがよくあります。
将来への漠然とした不安感を持ち続けていたり、日の光や人目を避けるような生活を送っていたりすれば、それは大きなストレスになりえます。
保険にはあらかじめ入っておこう
わたしも長いあいだ精神科にかかりましたが、30歳も過ぎるとちょっと困ったことが出てきたのです。
それは「医療保険に入れない」ということ。
国民健康保険のことではありません。
周りの友達はみんな女性の病気や入院をカバーしてくれる保険に入りはじめていましたが、うつ病などの持病があるとそれに加入することができない場合が多いのです。
わたしはこれを知らずに病院にかかっていたので、入っておかなくてはと思っても、当然通院を理由に加入は断られてしまいました。
これは将来万が一のことがあったときに、大変困ることです。
うつ病にならなければいいのですが、ひょっとしたらなってしまうかもしれません。なってから慌てて保険に入ろうとしても、到底間に合いません。
まだ若くて健康なうちに、危機意識を持ってあらかじめ医療保険には加入しておくことを強くおすすめします。
風俗嬢が困る、薬の副作用
うつ病になってしまったら、絶対に薬物療法が必要になります。
精神的な薬には副作用も多いことが知られていますが、風俗嬢と薬の副作用についての関連性を説明してくれているサイトはあまり見つけられないので、困っている人も多いのではないでしょうか?
そこで、薬の副作用に風俗嬢はどう対処していけば良いのかを書いていきたいと思います。
性欲が落ちてしまう
うつ病を発症すると落ち込みなどが激しいので、当然性欲は落ちます。
その上、一般的に使われる抗うつ剤は性欲減退する副作用が出てしまうことが多いのです。
男性の場合はEDになったりすることは有名で、ED治療薬のバイアグラなどが処方されることもあるくらいですが、女性の性欲減退についてはあまり多くを語られることがありません。
現実は、不感症になったり濡れなくなったりします。
しかしお客様に、精神薬の副作用で性欲がなくなっているから~、などと言い訳することはできないですよね。
お仕事を続けるのなら、ウエトラ(膣に挿入する潤滑ゼリー)を仕込む、感じているような演技をする、こういった努力が必要になってきます。
口が乾いてしまう
うつ病の身体症状のひとつでもありますが、精神薬を飲むと口内がとても乾くのを知っているでしょうか?
のどが渇くのとはまた違い、口の中がパサパサに乾いてしまうのです。
しかし多くの場合、風俗のお仕事でフェラチオを避けて通ることは不可能です。
唾液が全然でないカラカラの口でフェラすることは難しいですし、されたお客様のほうもびっくりしますよね。
お客様に会う前にガムやアメなどを舐めておく、のどが渇いているふりをしてお水をもらう、どうしても難しい場合はローションフェラをする…といった対応策が有効になってきます。
お休みをしよう
お仕事しないといけないときにお客様にはバレないようにする対応策は書いてしまいましたが、実はわたしはこれを皆さんには勧めません。
どうしてもお金が必要だから、風俗をやっているのだということは重々承知しています。
しかし、出勤を続けていたらうつ病がひどくなっていくのはわかりきっています。
苦しいですよね。つらいですよね。だったら、ちょっと立ち止まってみませんか?
うつ病の1番の薬は、「じゅうぶんな休息をとること」これにつきます。
少しのあいだ、お店はお休みをしてください。
お仕事のことは忘れて、ダラダラして自分を甘やかしてあげてください。
せっかく頑張って貯めてきた貯金を減らすことになったりするかもしれませんが、お金よりもあなたのこころのほうがずっと大切です。
家族がいる人は家族に、いない人は頼れる男性や親友に緊急避難で頼ってしまってもかまいません。
元気になったら、そのお返しは必ずすることができます。
風俗は、こころを壊してしまいやすいお仕事。
いつの日か卒業することを見据えて、決して無理だけはしないようにしてくださいね。
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