母親として働く事について
こんにちは、Rieです。
インフルエンザの季節ですが、予防対策、しっかりしてくださいね。
最近、久しぶりに連絡をした女の子のお話をします。
その女の子は、風俗業界でバリバリ私が仕事をしていた時
同じ店舗で働く同僚でした。
最近太ったなー?と、
その女の子を何気なく見ていたんですが、
単に太ったんではなかったんですよね。
臨月まで働き、辞めた4日後に出産したんです。
その時は本当に驚きました。
その時の赤ちゃんの父親は、店のボーイで
引退後に結婚されたんですが、現在は主婦をしており、
当時の赤ちゃんも、今は幼稚園児になっております。
よく、あの妊娠中には相応しくない環境下で、健康で元気な赤ちゃん、
生まれたもんだと、凄いの一言です。
両親との関係も良くないという、そんな話を聞いていたので、
大変な子育てをしているという事は想像できます。
しかし、両親に手伝って貰う事ばかりが
必ずしも最善の子育てとは言えない場合もあります。
特に、毒親の子供は、
親との距離、
これが、すごくポイントなんです。
毒親との色んな関係で、又、色んな確執で苦しんでいる女の子達、
多いと思います。
ここで、考えなければいけないのは、
自分が毒親に育てられたのなら、
9割の確率で、同じ様な毒親に自分もなるという事です。
無意識の怖さ
凄く嫌だった両親、母親の対応や、
凄く息苦しかった母親の干渉。
長年の間に、しっかり刷り込まれています。
同じように、自分も子供にそう対応してしまします。
どんなに気をつけても、無意識です。
とくに、女の子の子供がいてる場合は、本当に注意が必要です。
同性の場合、そっくりそのまま生き写しをしてしまいます。
風俗業界の仕事は過酷で残酷です。
普通のお仕事をするより、働く時間に対してお金がいい。
それだけがメリットです。
そのメリットは大きいのですが、心をすり減らす事が多いので、
プラマイゼロなんじゃないのかな?
私も何度も思いました。
母親だから、頑張れるという事は確実にあるとは思います。
しかし、接客中には母親から、女性にならないと稼ぐ事が難しい。
これが、大勢の女の子の大きな壁になるんです。
中には、普段の生活は母親で、仕事中だけは女性になれる。
上手く切り替えれる人もいます。
例えば、24時間子供を預けれる託児所から
子供が発熱との連絡があった場合、
子供の具合の心配が先か
仕事が継続できない心配が先か。
とっさに思うのはどちらでしょうか?
とっさに思う事は、ほとんどが無意識なんです。
その時に思う、子供に対する気持ち。
『子供さえ居なかったら、私は自由に仕事ができたのに!』
少し、子供を疎ましく思ってしまう、それが無意識である場合。
自分も、母親から
そう思われ、言われていたという事です。
風俗で子供を育てる事は悪いことではない
生きていくための、手段。
子育てをしていく為の手段。
風俗業界や、夜の世界で仕事をするのは悪いことではありません。
しっかり子供を育てようとしているんですから、
投げ出すこともせず、素晴らしいです。
私も、何度も自分を褒めてきました。
しかし、
その時に、子供に向かって思う事。
『あなたの為に、私はこんな事をして頑張っている。』
『あなたが居なければ、こんな仕事をしなくて済んだ。』
これを、子供に思ったり、子供に言ったり、
それをしてしまうから、
子育てと仕事の両立が上手く行かなくなるんですね。
そして、そう思ってしまう場合は、
母親である自分自身の力量不足なのではなく、
母親である自分自身の親からの愛情を貰い足りていないという事。
人間って、複雑なようでとっても簡単です。
貰った事のないものは、人に与える事ができません。
これが、毒親の連鎖になります。
それもそのはずで、
だって、分からないのですから。仕方ありません。
今の時代は、シングルマザーも珍しくなく、
シングルマザーにとっては、世間の風当たりも昔に比べたら、
本当に全然マシになりました。相対性貧困の問題があるので、
そこの部分では、シングルマザーも大変なのですが、
世間の目は、本当に変わりました。
私が小学生の頃は、クラスで両親が揃って居ないのは、私だけ。
私が育った地域は、土地柄もそんなに良い訳ではないのですが、
両親が離婚したというのは、小学生の私にとって、
ものすごく辛いものでした。
皆と違う、それは子供にとっては残酷でした。
しかし、今の時代は
婚姻カップルの3組中、1組が離婚し、
シングルマザーで育つ子供も増えていて、特別という程ではありません。
親が1人という理由で、子供自身が辛いという事より、
子供を育てている母親の在り方が、
子供を辛くさせるか、させないか。それだけなんです。
私も、70歳を過ぎた母親に、今も言われます。
『あんたが居たから、私は嫌な事も我慢した。』
『私の人生、返してほしい。』
『苦労して育てたのに!』
こんな事、まだ言われています。
しかし、私が生まれた事に、私には責任がありませんし、
母の選択で、私が生まれているんですよね。
生まれてきた子供には、一切の責任もありません。
子供が居なければ私は幸せで自由だったというのは、
実は全くの筋違いです。
自分が無意識に思う事に着目してみてください。
心を静かに、ゆっくり考えてみてください。
自分の幼少期、自分の親は自分にどんな事をぶつけてきたのか。
両親に傷つけられた事、きっとまだ回復せず傷ついたままかも
しれません。