こんにちは!HINAです♪
今回で13回目です♡
前回は少しお仕事での怖かった体験談でした・・。
どんなお仕事でも、いいお客様もいれば嫌なお客様もいます。
まだまだホスト連載続いていくので楽しんでくださいね♪
第1話はこちらからご覧ください。
私もお店もNGにいれた
何とか首絞めからは解放はされたけど、息も絶え絶えだしお客様のみぞおちに膝蹴りはまずかったかなと思った。
「こういうプレイがある店じゃないよ。流石にあり得ないよ」ってお客様に淡々と言った。
あっちも少し反省はしているみたいで、それ以上プレイの続行だったりは求めてはこなかった。
でも流石に在籍店に言わないと、他の女の子も被害にあうかもしれないと思って、お店に電話して事情を説明。
すぐにドライバーに来てもらって、お客様からの代金はしっかりと貰い早めに切り上げた。
お店側からもNGにしてもらってきつく言ってもらった。
勿論、ほとんどのお客様は本強とかは軽くあっても、断ればそこまでしつこくはしてこなかった。
もうこのお客様でこういうのは最後がいいな、経験したくないなと思っていたの。
帰ってから彼にも話した。
「仕事はいえそれはやばいでしょ。お前NGとかは?」って聞かれて「勿論NGにしたし危なすぎるからお店自体NGになったよ」って返したんだ。
心配はしてくれた。
新しいお店にきてから初めての友達
最低でも週3は出勤をするようにしていたけど、あのお客様程酷い人に出会う事もなくなっていたし、普段通り変わらず仕事を続けていたんだ。
出勤回数も少ない訳じゃなかったから、指名できてくれるお客様も少しずつ増えていった。
お店には時間の他にも特殊なコースがあったの。
「男性2人に女の子1人の3P」「男性一人に女の子2人の3P」ここら辺はよく入るって説明を受けたけど、私はまだ未体験だった。
あとはお客様が男女で来て、そこに女の子1人だけを派遣するものとか。
勿論その分支払う額は多いし、私たちも手取りは増えるけど、入ったことが無かったから未知の世界だったんだ。
ある日、一件終わらせて車に乗り込んだ時に、今まで会った事がない子が乗ってて「お疲れ様です。次、よろしくお願いします」って挨拶をされて、私は何の事だか分からなくて「あっ、お疲れ様です。次??」ってなってたの(笑)
私がずっと何のことだ?って顔してたからドライバーさんが「次CちゃんとHINAちゃん同じお客様だよ。3Pね」って言われて・・。
「私3P入った事ないんですけど大丈夫かな」って不安がってたらその女の子(Cちゃん)が「私結構入るんで大丈夫ですよ♪」って話してくれたから少し安心。
そこから何歳ですか、とか話してるうちにCちゃんが1個上のお姉さんで、趣味が一緒でCちゃんの彼氏は元ホストのスカウトマンって分かって意気投合(笑)
3Pのお客様の所に着くまで1時間半くらいあったから、いっぱい話せてLINEも交換して今度遊ぼうよ!ってなった。
ちなみに3PはCちゃんが上手くリードしてくれたおかげでばっちりこなせたんだ。
数日経った頃には、歌舞伎町で一緒にカラオケに行ったりするくらい仲良くなってたんだ。
私は初対面の人には結構様子伺いながら話しかける癖があるんだけど、Cちゃんは初対面でも悪い子じゃないって思った。
ガンガン話しちゃうタイプで関西方面の子だからかな?気さくで面白い子だったの。
彼はメンキャバをやめてホストクラブに
その頃彼もメンキャバを辞めて新しいお店探しをしていたんだ。
家にいた時に「俺、これ受けてみようと思うんだけど」って言われて見せられたのは、ホストクラブの求人。
でもそのお店のオーナーさんは、歌舞伎町で知らない人はいないレジェンド的存在。
幹部メンバーにも売上何千万っていう有名な人がいて、そのふたりが新しくお店を立ち上げるからその求人募集だったんだよね。
でも採用と不採用があるみたいで「とりあえず受けてみるだけ受けてみるのは?」って言って彼は面接に。
結果は「合格」だった。
メンキャバの時の従業員も結構面接に行ってたけど、受かったのは彼だけ。
毎日オーナーさんと合格メンバーでこれからのミーティングとかしてた。
私はオーナーさんの名前や顔は勿論知ってたけど、正直そこのお店には行っていないしオーナーさんと話したわけでもないから漠然と「凄い人なんだよなぁ」くらいで(笑)
彼はミーティングが終わって帰ってくる度に「〇〇さんほんっとやべぇよ。超凄い。」とかとにかく褒めちぎり。
私も分からないけど「凄い人の下で働けるのいいよね」って返してたんだ。
プレオープンの日は指名1人しか入れられないシステムだった。
本当に初見さんお断り!みたいな感じで、グランドオープンも初回のお客様は一切入れないスタイルって聞いて「え!?そうなの?」って当時すっごくビックリした。
「じゃあ私が行く」って彼に伝えたんだ。
彼も「お前が来てくれるなら俺も気楽」って感じだった。