トラブル防止

【実録!風俗常連客から盗撮された】卑劣な手口とその時あなたが取るべき行動-その1-

このトラブルは決して多くはないものの、比較的「高級デリヘル」で起こることがある盗撮。
このコラムを読んでいる方でも、経験したことがある方がいらっしゃるかもしれませんね。
毎日働いていても、数年に1回あるかどうかという盗撮被害ですが被害に遭った時どう対処すればいいかは意外と知らないものです。
万が一の時のために焦らないよう、どう対処すべきか実際の風俗嬢が経験した体験談を交えてご紹介致します!

AV女優出身高級デリヘル嬢Sさんの場合

「常連のお客さんだったんですが、何かいつもと様子が違ったんです。」

と彼女は口を開き始めました。このお客さまとお会いする時は、いつもご自宅で、もう何度も伺っていましたので、何の心配もすることなく、いつもの通り予約された時間にご自宅へ。
ご自宅はいつも綺麗で、几帳面な方なのでプレイも荒っぽいところもなく紳士的です。私の中では「上客」という位置づけでとても働きやすく、大好きなお客さまでした。
その日は姫予約だったこともあり、事前にLINEで連絡を取り合い、ご希望された色の下着や服装など身につけいつもお世話になっているからと手土産も持参して伺いました!
今となってはおかしかったなと思うのですが…
お部屋に入った瞬間、いつもと違って少し部屋が片付いてなかったんです。
服がソファーや棚に乱雑に置かれていたり、家具の配置が少し変わっていました。

「◯◯さーん!何で呼んでもシャワーに入ってこないの?」

いつもなら、一緒のタイミングでシャワーに入り、一緒のタイミングで出て、プレイに入るのですが、
この日は「先に入ってて、後から行くね」と言われて、お風呂で待っていましたが、なかなか来ない。
「◯◯さーん!早く〜!」
と呼んでも、
「ちょっと待っててね~!」
と言ったっきり入ってこない。
この時点ではさすがに盗撮だとは思いませんでしたが、
今日変だなぁ、どうしたんだろう?と思っていました。

「ん?ベッド周りがきれいになってる...」


シャワーから出て気づいたのは、妙にベッドメイキングがしっかりしてること。
こんなこと、今までなかったのです。
今日もそうでしたが、いつもシャワーの前にベッドでちょっと横になって話をしたりしています。
でもいつもはそのベッドをプレイ前に綺麗に直したりしません。
私の頭の中で芽生え始めた疑惑が、少しずつ大きくなっていきました。

「絶対何か隠してる...」

プレイが始まりました。
プレイ自体はおかしなことなんてありませんでしたが、どうも私が寝ている位置をある位置に動かしたがる
というか、ズレると戻される
そして、ある瞬間、疑惑は確信に。
プレイ中に、お客さんがある方向をチラッと見たんです。
その方向に私も目をやると、乱雑に重ねられた服の山から、赤いランプが。

「盗撮だ!!!」

疑惑は確信に変わり、
すぐに私はプレイを止めました。
ここからは、盗撮に気づいた時に心がけてほしいポイントを交えてご説明しますので次のページをご覧ください。

Point① あくまで冷静に対応すること

盗撮に気づいたからといってお客さまにブチ切れたりしてはいけません。
お客さんは、盗撮に気づかれたらかなり焦るはずです。
焦りすぎて、逆上し、暴力を奮ってくる可能性もあります。
もしかして勘違いかもしれないという場合も考えられますので、最初は冷静に、真摯に対応してください。
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私はプレイの手を止め、お客さんから離れ、聞きました。
「何か私に隠してることありませんか?」
この質問をした時◯◯さんの顔から焦りの色が見えたのを覚えています。
最初はもちろん
「何も隠してないよ、急にどうしたの?」
と冷静なふりをしていましたが、
「私…実は気づいちゃって。◯◯さんを信用してるんで正直に言って下さい。」
と冷静に真剣に伝えたら、ビデオカメラが服の山から出てきました。
やっぱり。
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Point② その場でお店に電話をする

絶対に一人ですべて解決しようとしてはいけません。

これまでは素晴らしいお客さまだったかもしれないし、信用もしていた方かもしれませんが、既に目の前にいる男性は「盗撮犯」です。
あなたの将来のことを考えるとその盗撮物を回収する必要がありますので盗撮が分かったらその場ですぐにお店に連絡して下さい。
連絡すれば、一番近くを走っていたドライバーが急行してくれるかもしれませんし、お店から店長が来てくれるかもしれません。
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私はすぐにお店に電話をしました。
すぐに店長が来てくれることになりました。
お客さんは私の目を盗んでカメラを隠そうとしたので、「止めて下さい!」と言って、カメラは確保しました。
これは証拠ですから、渡すわけにはいきません。
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Point③ 示談の交渉はお店に任せる

これは本当に注意して欲しいことですが、あなたが圧倒的に有利な立場ですが決して自分一人で示談金の交渉をしようなどと思ってはいけません。
相手が頭の回る人であったなら、恐喝罪だと言われる可能性もゼロではないからです。
私たちの仕事は「何があったのかはっきりとお店に伝えることと、証拠を隠蔽させないこと。」
お店のスタッフは、こういう事件が起こった時にどうすればいいのかしっかりと知っています。
むしろこういう時にしっかり対応できないようなお店で働くべきではないのです。
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結果、この時は、50万円で、警察に届けることもなく示談となりました。
お客さんは今後このお店の系列店は全て出禁となり、全て他言無用という内容で誓約書を書いて終りとなりました。
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Point④ 示談の交渉はお店によって差がある。だからこそお店選びは重要!

お店のスタッフはしっかりと対応してくださり、私も納得の結果となりましたが、この示談金は高額な方で、交渉に慣れていないスタッフが対応したりすると、示談金自体を取ることができなかったり、少額で済まされたりもします。
高額なお店になるほど、高額なお金を払った分の元を取ろうと盗撮に走るお客さまが多くなります。
そのため、お店選びに慎重にならざるを得ません。
しっかり情報を集め、安易なお店選びをして後悔しないようにしましょう。
次回は、示談交渉に失敗した例をご紹介します!
盗撮やそれ以外で何か問題を抱えている女性は後をたちません。
そんな女性を一人でも救うべく私たちNAISHOは存在しています。

NAISHOの編集長。
風俗のほぼ全ジャンルを10年かけて経験。卒業して3年目に突入。マットは最高のダイエットツールと布教中。昼職ではマナー講師、営業、秘書として勤め、起業経験も。バツイチシングルマザー。
現在はNAISHOスタッフと共に、波乱万丈な経験を生かして女の子の相談に乗り、接客指導からお店選びまで対応中。卒業後の自立・起業・再就職サポートも。オンラインサロンと風俗店長会議を開始して現在多忙。

風俗デビューする理由は人それぞれ。でも大金の動く夜の世界を一度経験してしまえば、卒業後もワンランク上の生活を維持したい!と願ってしまうのは当然のこと。アメリカンドリームらしからぬ、たくさんの女の子の風俗ドリームの実現を目指します!

 
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