こんにちは!現役風俗嬢ライターMimiです。ライターになってから、”風俗嬢の私”としてお客さん以外と会話できることに喜びを感じています。
私は風俗嬢であることを表向き完全に隠しているので、仕事の話なんて誰にも言えなかったし、孤独を感じることも多々ありました。
仲間ができることほど嬉しいことはありませんね♡
さて、本題に入ります!
現役だからこそ伝えられる!デリヘル嬢の現場!
現役だからこそ伝えられることはないかな、とずっと考えて閃いたものがあります。
それは”実際のお客さんのこと、そしてお客さんとのやりとり”
- 実際デリヘルって何してるの?
- どんな人が来るの?
って気になりませんか?
私はこの業界に入る前、風俗自体何をするのか未知の世界で、デリヘル嬢の女の子のブログをめちゃくちゃ調べて読んでました。
(出てきたのは大半お客さんの愚痴でしたが。汗)
実際、働く前のイメージと、働いてからのイメージはかなり違いましたね。
この記事では、私のお客さんとの出会いや実際のエピソードがテーマです!
完全に私目線の日記のような記事になるかと思いますが、「デリヘルってこんな場所なんだ」と、この業界に興味のある子や、始めたばかりの子の参考になればなと思っています。
初回に紹介するのは、学生時代に働いていたお店で入店当初から、辞めるまで1年間通い続けてくれたケンゴ君(名前は仮名です)とのエピソード♡
是非お付き合いください♡
初対面で180分!緊張の中ご挨拶
ケンゴ君が初めて来てくれたのは、私が某店へ入店して1週間ほど経った時でした。
「Mimiちゃん、次は写真指名で180分です。」
ドライバーさんから言われて、驚く共に緊張な私。
何故なら風俗嬢としても新米な私は180分の予約は初めてだったし、ましてや会ったこともない男性。
3時間何しよう、、、。不安と緊張でいっぱいでした。
車は何事もなくホテルへ到着して、部屋の中から出て来たのは身長が低くて少しポチャっとした優しそうな男性。
緊張しすぎていつもより若干低めなテンションで「こんにちは、Mimiです。」と挨拶。
緊張しすぎて頭真っ白!続かない会話
部屋に誘導されてソファに座るも緊張して頭が真っ白、何も会話が出てきません。
そんな私にお構いなく「可愛い♡」とニコニコしながらペタペタ私を触るケンゴ君。
お店に電話をして、ケンゴ君からお金を受け取る間もペタペタ。
「可愛い♡」しか言わないケンゴ君に私も「ありがとう♡」と微笑み返すだけ、という付き合いたての高校生カップルのような気まずい中で3時間が始まりました。
勤務中に昼寝!地雷接客の私
一緒にお風呂に入って、ベッドへ移動はするも会話はほぼ皆無。
お風呂の最中に何度か私の方からケンゴ君へ話題をふる努力はしていたのですが、何を聞いても全然会話が続かず、速攻で沈黙になります。
(やばいな〜・・・・)と私は焦っていたのですが、ケンゴ君は気にする様子もなく、ニコニコと「可愛い♡」を続けます。
沈黙が多い中、やるべきことをする私たちの手つきはお互い慣れてはいるものの、空気感は高校生同士の初エッチのような雰囲気です。
ピロートークもとくに話すことがなく、私も半ば諦めでぼーっとしていました。
・・・・。
途中でハッと我に帰る感覚で気がつきました。
(やっば!寝てた!!!)
そう、気づけばいつのまにか眠っていた私。
どのくらい眠っていたかも分かりません。
「ごめんね。寝ちゃってた!」と言うと、「いいよ。疲れてたんだね。」と変わらずニコニコのケンゴ君でしたが、ケンゴ君に対する申し訳なさと、自分でもわかる地雷接客ぶりに対する情けなさで残りの時間はあっという間でした。
(寝たので早かったのもありますが・・・。)
1週間後・・・
もう絶対来てくれることは無いと思っていましたが、なんとケンゴ君はすぐ1週間後にまた180分で来てくれたのです。
しかも「可愛い♡」の他に「愛してる♡」が加わる進展具合。
風俗嬢Mimiのどこを気に入ったのかは分かりませんが、結構心のこもった「愛してる」に驚きました。
その後・・・
その後もケンゴ君は月に2〜3回はロングコースで指名。
時にはデートコースも予約してくれました。
いつまで経っても会話の盛り上がらなさは変わりませんでしたが、私も慣れてきてだんだん居心地がよくなっていきました。
ケンゴ君ワードには次第に「結婚したい」「子供を作ろう」等も加わっていき、辞める間際には「愛してる。ずっと一緒にいたい。」と、本気の告白。
どこに惚れてくれたのかは今でも謎ですが、1年間好き続けてくれたケンゴ君。
こんな恋もあるんだと思わせれくれたケンゴ君のエピソードでした。
デリヘル嬢をして思うこと
この仕事をしていると、人の色んな形の恋愛を見ることができます。
その度に人の恋って色々だなと改めて思います。
今回お話したケンゴ君、実は大手企業で結構上の方にお勤めの40代独身です。
(本当か嘘かは分かりませんが)
私と同様お昼には違う顔があって、後輩に指示して仕事していると思うとなんだか不思議な感覚です。
この仕事をしていて人の見れない一面を見れて得してるなと思う時と、叶わない恋をさせて申し訳なく思う時とありますが、「久しぶりにこんな風にドキドキできて楽しい」と言って頂けるので、良いことをしているんだと半強制的に思うようにしています。
私は基本連絡先を交換しないのでお店を辞める時がお別れです。
ケンゴ君にも心を込めて感謝を伝えお別れしました。
尽くすの大好きな優しい方だったので、いつか叶う恋をしてほしいなと願うばかりです。
最後までお付き合いありがとうございました♡Mimi