こんばんは、アダルトライターの百花繚乱です。
わたしは本業の仕事のほうで若い女性に会う機会も多いのですが、最近気づいたことがあります。
それは「自分のルックスに自信が持てない女の子が多いんだなあ」ということ。
特にモデル活動なんかをしている普通以上の容姿を持つ女性に限って、ルックスのことで病的に悩んで精神的に追い詰められていることがよくあるように感じます。
彼女たちは風俗でいうと、高級店レベル。
背もすらっと高くスタイルが良く、顔立ちも整っているのに「太っているから痩せたい。顔も気に入らないからここもあそこも整形したい」などと言うのです。
多少くらいなら、周りとしても「謙遜しているのかな?」などとも思えますが、病院に通って薬を飲むようにまでなってくると大問題です。
これは身体醜形障害(醜形恐怖症)と呼ばれる、立派な心の病なのです。
「百花繚乱のメンヘラを克服する方法」Part⑥は、この身体醜形障害について考えていきたいと思います。
身体醜形障害ってこんな病気
わたしが仲良くさせてもらっていた女性は20歳という若さで、とても魅力的できれいな子でしたが、身体醜形障害になってしまってモデルをすることができなくなりました。
まず、自分の顔やスタイルが気に入りません。
外出前に準備をしようとしても、メイクもヘアスタイルも全然決まっていないような気がして、恥ずかしくて外に出ることができなくなってしまいます。
昼間の明るいうちは引きこもってしまい、夜になると少しは行動できます。
他人からどう見られているのか気が気でなくなってしまい、面と向かって人と話したりコミュニケーションを取ったりすることさえ難しくなります。
彼女は深く落ち込んだり部屋で泣いたりすることが多くなり、通っていた大学も辞めてしまいました。
これを読んで、どうでしょうか?
同じような心当たりがあるという人も、中にはいるのではないでしょうか。
わたしは、皆さんにそういう風に悩んでほしくありません。
どうして身体醜形障害になるの?
身体醜形障害の人は、実際に醜いわけではありません。
むしろ、普通以上の美女がなることも多くあります。
その原因は一概には言えませんが、母親との関係性が大きく影響するといわれています。
といってもあなたのお母さんが悪いわけではなく、母親が努力家すぎたがゆえに脅迫的に「この子をいい子にしよう!」と頑張った結果の場合もあります。
また「かわいいかわいい」と言われて育ったのにも関わらず、身体醜形障害になることもあります。
「自分はかわいいから愛される・かわいいことが何よりも大事」という、間違った価値観が知らず知らずのうちにできあがってしまうのです。
昼の明るいうちに友達と会おう
身体醜形障害になると、昼間の明るい時間は外出がしにくくなります。
しかし、これは良くない状態です。
「メンヘラを克服する方法Part①」でも書いたように、昼夜逆転していると脳のセロトニンが減ってうつ状態に陥りやすくなり、結果的に身体醜形障害を加速させるのです。
身体醜形障害のうち8~9割の人が、うつ病の症状を伴うといわれています。
落ち込んだり、なにもやる気がしなくなったり、不安や焦燥感で突然泣き出したりなどです。
これは大変つらいことです。
うつの症状を緩和させるためには、昼間の陽の光が効果的だとわたしは強く思っています。
つらいのに無理まではしなくてもいいのですが、できるだけ昼間外出するようにします。
対人恐怖症にもなってしまいがちですので、仲のいい親友と呼べるような人に、話したり目を見ることのリハビリ相手になってもらいましょう。
最初はメイクが決まらなかったりして、会う約束をキャンセルしてしまうこともあるかもしれませんが、焦ってはいけません。
だいじょうぶ、みんな待ってくれていますよ。
自分に自信をつけよう
メンヘラを克服する方法として、わたしが何度も何度も言ってきたことがあります。
それは「外見よりも内面」ということ。
病んでいるときはそんなことも理想論に聞こえるでしょうが、本当のことです。
あなたが自信を持てない理由は、本当に外見だけでしょうか?
身体醜形障害の人は、むしろルックスに優れている人が多いのです。
だったらルックスにだけこだわりすぎることなく、内面を磨くというのはいかがでしょうか。
一番いいのは本当にやりたいことを見つけて、その道で頑張ってみることです。
今は風俗で働く必要があってそれも難しいのなら、空いた時間に語学の勉強をして外国語の日常会話だけでもマスターして、旅行に出かけるなんてことも素敵ですよね。
または、目標を定めてスポーツをはじめてみることもおすすめです。
あなたの価値は外見だけではないし、第一あなたは醜くはないのです。
自分に自信をつけて、外見だけにとらわれるようなことがなくなったときに、身体醜形障害はきっと克服できていると思います。
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