【摂食障害と家庭環境】毒親から生み出される風俗嬢⑥




皆さんこんにちは。

Rieです。

皆さんは「毒親」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

毒親とは子供に悪影響を与える親のこと。

前回の毒親シリーズをご覧になってない方は、こちらからご覧ください。

拒食症と過食症

「摂食障害」という精神疾患は皆さん、聞いた事はありますでしょうか?

摂食障害には、食事をほとんどとらなくなってしまうという「拒食症」、極端に大量に食べてしまう「過食症」の2種類があります。

拒食症では、食事量が減ってしまうことに加え、0カロリーや低カロリーのものしか食べないことから体重が極端に減り、痩せてしまった事により生理がこなくなるといった症状があります。

過食症は、いったん食べ始めるとやめられない、通常の食事量を遥かに上回る量を、むちゃ食いしては吐く、食べすぎたことを後悔し、憂うつになるなどの症状がみられます。

拒食症から過食症になることもありますし、又、過食と拒食を繰り返す事も良くある症状と言われています。

「痩せたい」という過剰な憧れが引き起こす

拒食症の方も過食症の方も「痩せたい」という強い思いがあるため、本人はなかなか治療したがりません。
精神疾患と言う自覚も、症状が末期になるまで気が付くことが出来ない場合が多いのです。

しかし、低栄養から様々な体の不調につながり、臓器不全になってしまったり、低血糖、電解質異常による不整脈や、結核などの感染症など、重度の貧血、それらの理由で、重い合併症を起こしやすくなります。

また、両タイプとも、アルコールや薬物への依存や抑うつ、怒りっぽい、人格障害などの精神疾患を合併しやすく、万引きや性的に奔放になる、自傷行為や自殺を図るなど衝動的な行動が多くなると言われています。

死に至ることもある病気ですから、治療の重要性を本人が気が付く事が大切になってきます。
しかし、痩せる事が生きがいになっている摂食障害を患う女の子は、
『太るくらいなら死んだ方がマシ。』
『点滴で太ったらどうしよう』
そう考えてしまいます。

食事を勧めて来る人が、時には悪魔に見えてしまうのです。

摂食障害は、様々なストレスが要因となっていることも多く、周囲の人の理解やサポートがとても大切なのですが、そもそも心の疾患を患っているのですから、周囲の人に心を開く事が中々出来ないのもあたりまえです。

そして、数年、数十年と摂食障害という病気を患いながら苦しみ生きている人が多いのです。

こうした極端な摂食行動の異常が現れるのは、やはり背景には「太りたくない、モデルさんの様に痩せたい!」という体重への極端なこだわりや、執着があります。

太った自分には価値がない?

「自分は太っている・醜い→自分には価値がない」
という、恐ろしく強い思いこみなどの心理的背景があります。

また、特に若い女性の場合は「痩せていることが何より美しさの条件だ」という現代の社会的価値観も影響しているのではないでしょうか?

また、子どもの頃に両親の仲が悪かった、親や周囲の人間から体重や体型のことで馬鹿にされたり、体重の事で他の兄弟と比べられたり、、そのような事が摂食障害という疾患のきっかけになるといわれています。

拒食症は思春期に差し掛かった中高生の10代で発症する人が多く、過食症は20代に多い傾向があります。

両タイプとも90%が女性と言われています。拒食と過食は正反対の症状に見えますが、実は摂食障害というくくりの中にあり、拒食から過食になり、過食から拒食へと変わることもよくあります。

摂食障害は難病指定されている、とても怖い病気なのです。

家庭環境が摂食障害を引き起こす

思春期を迎えた女の子は『痩せたい』『綺麗になりたい』そう思うのが普通です。その当たり前を超えてしまって摂食障害という恐ろしい病気になる女の子の場合は、

殆どが母親からの愛情不足といわれています。

『そのままの私。ありのままの私を愛してほしい』

その症状が摂食障害となって。表面化されてしまう様です。

異様に厳しすぎる母親、苦労ばかりしてそうな母親、いつも余裕のない母親、子供を拘束し自由を奪いコントロールをしてくる母親、そういった母親の影響で、思春期の壊れやすい繊細なハートは割れたり、損傷したりします。

しかし、その母親の夫であり父となる人にも問題があると言われていて、妻をちゃんと支えてない夫の影響は見過ごされがちですが、大きなものです。

父親の役割は、直接子どもに対するものという事は少なく、まずは、母親である妻をしっかりと支えてあげる事をしなくてはいけないのですが、それがないと、母親は子どもに充分な愛情を注げなくなってしまうもの、当然と言えば当然です。

母親がそんな夫をねじ伏せ、安定した愛情で子供と向き合っていたら、恐らく摂食障害という病気は避けて通れたという事になります。
父親の力が強く、母親が子供を守れない、構えない、という事に尽きます。

 

母親を不安定にさせる父親の特徴とは、だいだい決まっています。

とにかく高圧的で暴力的な態度や言動が多く、母親を見下すよな態度であったり、昭和っぽいの男尊女卑であったり、人の話を聞かない、偏った頑固なタイプであったり、いつも人には上から物をいう様なタイプだと言われます。

夫婦仲が悪く、会話も少なく、母親をいつも従わせるような関係は、見ている子供にとっては生き地獄のようなもの。

このような場合だいたい思春期を迎える頃に、子供は父親に対して、嫌悪感を抱き、避ける様になります。

そして、母親の無力に絶望してしまいます。思春期に摂食障害になってしまう女の子には、綺麗になりたい気持ちに、この家族の問題がエッセンスとして加えられてしまい、ずるずると深みにはまります。

摂食障害と風俗業界

思春期の頃に、摂食障害になり、拒食から過食をして、吐くための食品を買わなければいけないから、という理由で風俗業界に入ってきてしまう子もいます。

見た目は、折れそうな程、がりがりなのに、店が終わった後、コンビニでスーパーの袋2つ3つと、吐くための食品を買っていました。
手の甲には吐きダコがあり、私も摂食障害を経験しているので、すぐに分かってしまいました。

考えられない量の食べ物を胃袋に入れ、数時間食べては、一気にトイレで吐くという行為、どうせトイレに流すものでも、買えばお金がかかります。

それも、普通の女の子の10倍くらいの量なので、食費は馬鹿にならないはずで、一般の職業では、お金が追いつかないのは容易に想像でき、風俗で稼いで、トイレに流すという、とても悲しい事を繰り返している事になるのです。

数年風俗業界に身を置いてきたので、そんな女の子は、働く店でも、近隣の店でも必ず数名は在籍していて、その人数の多さに、私はとても驚きました。

風俗業界で頑張って働く理由が、自分の夢を叶える為じゃなく、愛する人を守る為じゃなく、過食の食料を確保する為ならば、とても悲しい事です。
そのような女の子達にも、本来は幸せがあり、幸せに暮らす資格があり、愛される資格があるのですから、摂食障害という疾患と、少しずつでも向き合ってほしいのです。

摂食障害が引き起こす犯罪

女性刑務所には現在受刑者の20人に1人が摂食障害の疾患を患っているというデータがあります。

それは、過食の為の食料を確保する為に食品を万引きし、2度3度と警察に突き出され常習になり、刑務所に入る事になってしまったという事が多いらしいです。

言い方を変えると、そもそもそんな疾患を患っていなければ、刑務所に入らなくても良かった人たちという事になる訳です。
万引きは本人の責任として償わなければいけませんが、元の元をたどれば実は本人は被害者であるという事も悲しい現実です。

摂食障害は時間はかかっても治る病気なのですが、本人が病気だと言う認識が必要不可欠になり、そして対人関係の整理が必要になります。

愛する人にしっかり愛されサポートされる事が無くては治るのが難しい病気になります。

風俗業界では愛着障害による愛情のトラブルを抱えて居る女の子が多いため、治療がどうしても遅れがちになってしまうようです。

でも、摂食障害の症状は間違いなく苦しいはずなので、絶対に治したいと思っているはずです。働いたお金を幸せの為に使える様に、摂食障害を軽視せず一度向き合ってみて欲しいです。

@NAISHO

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Rie

若くして二児の母になった私は風俗の世界に飛び込む決断をしました。夜の世界の「光」と「影」を自身で経験しました。家族を守るため、風俗とともにがむしゃらに駆け抜けた6年間の濃密なコラムが皆様の元気に変わればと思い執筆活動を続けて行きますのでよろしくお願いします♪ Rie♡”