【心の虚無感と抑えられない怒り】セクキャバを引退後の戦い②




こんにちは。Rieです。

セクキャバ引退後の戦い第1話は読んでいただけたでしょうか?

借金から家族を救ったのに、まだ続く戦い・・・。

本当の戦いはこれからでした。

体調の異変と心の異変

引退してから心おきなく子供や主人の世話を出来る様になり、私の願いは叶ったはずでした。

債務整理で大きな借金もなくなり、人並みに家族で暮らすことは何の問題もなく出来ていました。

下の子の幼稚園の送迎も時間に余裕を持ってできる。

長男を眠い目を擦らずに、学校に送り出せることが出来ていました。

セクキャバで働いていた頃よりは規則正しい生活を手に入れ、今まで無縁だった安定した収入も私達家族は手に入れる事が出来ました。

その願っていた主人によって守られている安定した生活の中で、私の体や心が何だか落ち着かなくなってきたのです。

夜のセクキャバで浴びる様に飲んでいたお酒も飲まなくなり、体重も落ち、そのせいでスッキリしてきたと思っていたのですが、引退してから2か月程で体重が5kg落ちていました。

夫や子供たちの世話を幸せにしていたのに、何処か寂しい。

寂しく悲しい気持ちが私の心を占領しはじめました。

そして使えるお金も制限がありますので、セクキャバを引退して自由になった気持ちでいたのが、何かにつけて不自由を感じていました。

日に日にその気持ちは募って行き、子供達が寝た後は悲しくて悲しくて、毎日泣き腫らす生活。

ただ、家に居るだけの役に立たない人

セクキャバで働いている時は大黒場でやってきたのですから、勿論私自身、毎日緊張の連続でした。

私が倒れたら家族が路頭に迷うと、とてつもないプレッシャーと背中合わせ。

と、同時に色んな事を私のお給料で出来た時、とても大きな満足感がありました。

その緊張と満足感を失ってしまって、私自身、私を肯定出来なくなっていたのです。

何の生産性もない家族のちょっとした用事をこなすだけの私が、情けなくなってきました。

子供達は私が居て嬉しそうにしてくれてましたし、主人は社会の中で頑張って働く事でやりがいも感じている様でした。

私に対しても相変わらず優しくしてくれている。

それなのに私の心の中はどんどん枯れて行くような、心が一切晴れない様な、そんな状態なのです。

主人には社会に出て良いフィールドを見つけ、頑張ってほしいと願ってましたし、その状態が現実になったのに私の心がその状態に納得していなかったのです。

主人だけが輝いている様に見え、取り残された様な置いて行かれた様な、そんな虚しさもありました。

掘り起こされる過去の数々

夜寝るときに完全には寝ては居ないのですが、半分夢のような物を見て、セクキャバで働き出した時の記憶が頭の中に湧き出てきました。

働き始めて辛かった事がどんどん湧いてきます。

そんな事が数日続きました。

『絶対に許さん。』

自分の寝言で私は夜中に毎日目が覚めました。

同時に起きた主人も私の寝言に大変驚いた様子。

その寝言の様な事を言い出すようになった頃から、起きている時間は全て自分以外の人に怒っていました。

1番腹立たしく感じたのは主人に対してです。

そして私の両親、私の姉、主人の両親、主人の妹にも、そしてセクキャバで私に係わった人達にもでした。

過去に私を無下に扱った人に対して、どうしようもない位の怒りがこみ上げてきたんです。

なのでその当時は起きている時間が苦痛でしかたなかったのですが、中々寝れないという何とも辛い時期を過ごしました。

その時に台所の包丁で自分の腕を切り刻むように傷つけたり、引き出しに入ってるハサミで自分の太ももを突き刺したりと自傷行為を始めたのです。

主人は仕事が忙しく子供が眠った後に帰宅するのですが、帰宅したらリビングに血まみれの私がいるので、それは大慌て。

主人も必死に傷の手当をしてくれていました。

夜中にコンビニのガレージで泣いていた事もありました。

その時も必ずと言って主人は探し当て、迎えに来てくれたのです。

しかし主人に対して、私は責め続けました。

『偉そうに、働いてきましたって顔してるけど、そう出来る様に私がどれだけ、アンタの為にやってきたと思ってるんよ。』

『私が裸を売ってきたから、子供がここまで大きくなったの分かってるの?』

『あんたがそもそも、もっとしっかりしていたら。こんな事で私は悲しくなんかならないのに。』

『ちょっと仕事が忙しいからって、忙しそうな人みたいな態度やめてくれる?世間で忙しい人はあんただけじゃないから。』

と、こんな風に仕事から帰宅した主人を毎日責めました。

今思えばそれは本当に主人も良く我慢してくれたなと、心底思います。

セクキャバで働いていた時、主人のフォローに随分私が支えられていたのが、今になってよく分かります。

しかしその時は本当に分からなかったのです。

私をフォローしてくれる主人が忙しい社会人になってしまった事に、とてつもなく孤独を感じていました。

『ゆっくり子供と居てたらいいねんで。もう俺が働いて頑張るねんから。もう気楽にのんびりしていてほしい。本間に今までごめんな。もう大丈夫やからな。』

取り乱す私に主人はそう言ってくれました。

しかしそれがまた、どうしようもなく腹立たしく感じました。

『自分働けるようになったからって、私がセクキャバで働いていた事を無かった事にしようなんて、甘いからな。絶対に無かった事にはできひんから。』

私はそう主人に返していました。

その時の主人が私に対しての対応として、それ以上の事は出来なかったと思います。

自分の心の病気と向き合う

そんな状態が数週間続けば私自身、主人に対して自分が酷い事を言っていると、気が付き始めました。

極力子供達の前では元気が無いなりにも頑張って普通にしようと過ごしていたのですが、夜中に大きな声で私が主人を責めているので、子供達は異変を感じます。

そこでも自分に自信が持てなくなってきました。

母親ですがちょっと前まではほぼ主人がピタリと付いて子供に寄り添ってくれていた訳ですし、子供達にとっての母親が毎晩仕事から帰って来るお父さんに向かって、無茶苦茶な罵声を浴びせているのですから、寝ぼけながら聞いてるにせよ絶対に精神衛生上良い訳がありません。

私はきっと心が壊れたんだ。

私はきっと心の病気なんだ。

そう思いました。

『私病気やと思うねん。もう毎日しんどいし、悲しい気持ちが私の毎日の標準になってるねん。』

そう、私が言うと主人は、

『そうやな。何年かで少しずつ病気になっていったんかな。』

言葉少なめに、そう返してきました。

『病院いくわ。このままやと、ほんまにしんどいから。』

セクキャバで働いている間、精神的な病気にかかっている女の子を嫌という程見てきましたが、まさか自分がそんな病気になり、病院にかかるなて思ってもみなかったのです。

その病気になると本当に生きているのがしんどく、息をするのを辞めてしまおうかと、思う位の辛さだったのです。

自分の心の弱さを認め、心療内科にかかる事を主人と話をした夜に決めました。

心療内科とはわたしにとって未開の場所。

自分に負けた人間が行く場所という偏見があった場所です。

しかしその時の私を楽にしてくれる手段なのだと、自分に言い聞かせるように心療内科をスマホで探し始めました。

人間らしい、母親らしい、嬉しい気持ち、楽しい気持ち、早く取り戻したくて…。

続く…。

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Rie

若くして二児の母になった私は風俗の世界に飛び込む決断をしました。夜の世界の「光」と「影」を自身で経験しました。家族を守るため、風俗とともにがむしゃらに駆け抜けた6年間の濃密なコラムが皆様の元気に変わればと思い執筆活動を続けて行きますのでよろしくお願いします♪ Rie♡”