【巨額な借金から家族を脱出させた真実の物語①】全てが動き始めた主婦の決断

880万円…。

この数字からこの物語は始まります。

私がかつて背負った借金額です。

そして、他でもない風俗業界に身を置く決心をした理由です。

主婦であり母であり女である私の決断

当時、私は専業主婦で5歳と生まれたばかりの息子の子育て真っ只中でした。

家を買って3年目、主人が会社でトラブルを起こし、退職する事になり、主人はアルバイトのわずかなお金で家族を養ってくれてました。

しかし、お給料は会社員だった頃の3割ほど。

瞬く間に生活費としての借金を重ね、以前からあったカードの返済も合わせて880万円。

しかも家のローンは別です。

返済だけで月に50万は返さないといけない事態でした。

主人が会社勤めをしてくれていたら、払えていたものが、突然支払い総額の半分も払えなくなりました。

頭の中は借金返済の事ばかり…。

子育て所じゃなく、当時の私は、母親の役目も果たせていたのかも、わからない程です。

そこで、ぎりぎり20代だった私は、主人と子供を守るために風俗業界で稼ぐしかない‼そう決心したのです。

自宅から車で30分の距離、そこに京都の歓楽街があります。

夜はそこで仕事をし、昼間は子育てです。

何せまだ末の息子は1歳にもなっておらず、目が離せない月齢でしたので、昼間は主人がアルバイト、夜は私が京都に行く。

主人も渋々でしたが説得をして、子供の為に、お互いがやれることを、精一杯しよう。

『2馬力でやれば、のりこえれるよ』

その言葉を掛け合い、わたしは京都の歓楽街に出陣する事になりました。

初めて怯んだ初日の歓楽街

風俗業界で仕事と言っても、色々な仕事に分かれています。

本音で言えば、一番ハードルの低いセクキャバにしたと言うのが、当時の私の心境でしたし、主人の妥協点でもありました。

ネットで調べて、一番わたしの中で、大丈夫だと思ったお店にしました。

『完全ノーピンク‼』

そこのお店のホームページの募集覧には、そう大きく載ってので、安堵感のようなものもありました。

面接は駅で待ち合わせ、スタッフが迎えに来てくれ、お店に案内されました。

オープン前だったので、店内は明るく、怪しい感じもしない。

けど、ボックス席には、座高程の壁があり、隣の席の様子、会話は、見えないし聞こえない。そんな店内でした。怖さの中、後戻りもできない状況になりながら、あれよあれよという間に、体験入店の運びとなりました。

それはそれはものすごいスピード感でした。

それでも稼がないと、主人や子供を普通の生活にさせてあげれないと言う思いで、コスチュームに着替え、その日がスタート。

店長の話ではシステムの話や、料金やお給料の話もされたのですが、私もテンパっていたので、ほぼ聞いてなかった様におもいます。

ただ、『やっぱり辞めときます。』という一言はこのスピードの中、言える雰囲気では無い事は確か。

男性スタッフが、物凄い特別扱いをしてくれ、優しく紳士的に接してくれました。

今思えば、囲い込みされていたんですよね。女の子も、人懐っこく話をしてきました。

そんな時でも、私は子供や、主人、借金返済の不安に心は占領されていましたので、何があっても何を言われても、それどころじゃない、と言う気持ちでした。

『家を守りたい』その一心です。

この業界で仕事をしても、簡単にはいかないかもしれない、けどそれしかない。

八方ふさがりだった私に、見えた唯一の光だったのです。

19時になり、店がオープンの時間になったとき、世界が変わりました。

店のライトが消え、キラキラしたミラーボールがくるくる光り、音楽が大音量で流れました。人の話なんて聞こえない。お客様が来店された時に、マイクで『ご来店ありがとうございます』という言葉、ご指名や、シャンパンがおりたときにはマイクコールが響いてました。

見たこともない異様な光景。借金の事をわすれ、初めてひるんだ自分がそこにはいたのです。

『何番にいってね。』とスタッフに言われ、そこの席に着くまでにまた不思議な光景が見えます。

裸の女の子が、お客様の膝に座り、浴びるように高いシャンパンをラッパ飲み、値段を見たら30万円のお酒です。

だいたい、三分の一がお酒に関しては、女の子の取り分です。

凄いの一言に尽きました。

服を脱ぐのは嫌だけど、家族を守れないのはもっと嫌。

目の前にいるお客様は、悪い人ではなさそうだけど、正直、気持ち悪さも、怖さもある。

その日は体験入店4時間。あっという間にすぎました。

段取りもこつも、わからないままでしたが、4時間で1万8千円。

封筒に入ってました。

予想以上の時給にびっくりしました。これで、指名取ったりお酒飲んだら、まだまだいけるかもしれない。何とかなるかもしれないと借金返済のことしか頭になかったわたしは自然とそういう思考になったことを覚えています。

風俗嬢だけど家では母でありたい

帰宅して、家族の顔を見たら、力が抜けました。

いま考えると主人はわたし以上に心配してくれていたとおもいます。

当たり障りのない出来事だけを話しました。

全部言えなかったですし、家にいるときだけは完全に母親になりたかったからです。

主人がまた、社会的に安定するには、この莫大な880万の借金が邪魔でしたし、子供には、金銭の苦労をさせたくない。私が居ない時間は、主人も頑張って子供を見てくれていたと思うと、ただただ熱いものが、こみ上げてきました。

主人のことが、私は大好きなんです。

付き合った時から、今でも。だから何としても、アルバイトじゃなく、社会に、責任ある立場として戻してあげたかった。

甘やかしかもしれないと、思うときはありました。

けど、父親の背中を子供に見せるのには、借金を気にせずに、就職活動をする必要がありました。

お給料を気にしてては、やりたい仕事、好きな仕事を見つけても、返済金額がネックで、採用を頂いても、辞退するしか方法はないですから。

主人には、やりがいを持って、仕事人間と言われても良いから、生き生きと、仕事も父親もしてほしいと言う思いが、私の譲れない信念だった様におもいます。

当時の私の気持ちとエネルギーは20代だったから湧いてきてくれたのかもしれません。

週6日でレギュラーで入ることになり、主人のアルバイトと交代で、電車で京都の歓楽街に行く毎日がはじまりました。

お店は駅から歩いて3分。

その間も滞っている借金の電話がなります。

けど、お店に到着したら、人格ごと変わり、やりきるしかない。子供を置いて出できてる以上、お金を稼いで家に帰るしかない。

こうやって私たち家族の激動の毎日が始まりました。

第2話につづく…。

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Rie
若くして二児の母になった私は風俗の世界に飛び込む決断をしました。夜の世界の「光」と「影」を自身で経験しました。家族を守るため、風俗とともにがむしゃらに駆け抜けた6年間の濃密なコラムが皆様の元気に変わればと思い執筆活動を続けて行きますのでよろしくお願いします♪ Rie♡”