HINAです!
メンキャバの緩いアットホームなノリから、テレビで見た様なキラキラしているホストクラブのグランドオープンは正直差が激しくて本当についていけなかったです(笑)
メンキャバは割とアットホームなお店が多い様に感じますが、ホストクラブでしかも話題の新店となるとこうも違うのかと今書いてても改めてビックリします。
第1話はこちらからご覧ください。
彼のお客様は所謂メンヘラだらけ
彼にスピーカーにしていい?と聞かれてから彼とお客様の会話を隣で聞いてたんだけど「〇〇くん~今ねぇ、すっごい寂しくてねぇ~」とか甘ったるいぶりっ子声が部屋中に響いた。
思わず「うそでしょ!?」と声が出るかと思ったけど頑張って抑えてたの。
話を聞いているとまとめると「やりたいから会おうよ」って事ね。
理解は出来たんだけど、彼がなんて返すのかな~と面白くなってじっと見てたの。
「いやいや〇〇は可愛いんだからそこら辺の男捕まえられるでしょ!俺今からご飯とか行かなきゃでごめんね。」って断って電話を切ってから、すぐにその子からの鬼のようなLINE。
「めっちゃLINEきてるじゃん」って言ったら「いや、本当にメンヘラだから明日辺りには他の男と遊んで機嫌よくなってると思う」って言われた。
あ~めっちゃメンヘラだなぁって私も人の事言えないけど思っちゃったんだ。
でもこの時は、私も面白いなと思っちゃって、彼も面白がってたから彼のお客様との電話をスピーカーにして聞くのが日課になったんだよね。
仕事に行く時は友達と一緒に行くようになった
そうやって彼のお客様を面白がるのも日課になりつつ、自分の仕事もちゃんとこなしていた。
でも、前と変わったのはお店で出来た友達と一緒に待ち合わせをするか、遊んでから仕事に一緒に行くようになったの。
友達はギャンブル好きでよく仕事の車がある場所の近くのパチ屋に行ってから出勤をしていたんだけど、私はギャンブル好きじゃないから私はひとりでカラオケに行ってその間に友達はパチ屋に行って終わったら友達もカラオケに合流して・・・みたいな(笑)
店長にも友達と一緒に出勤する事を伝えれば同じ車にしてくれたし、仕事自体は楽しく出来てたの。
嫌なお客様に当たった時でも車に乗れば友達が大体いるから「さっきのお客さんめっちゃ慣れてなくてさ~」とか愚痴も言い合えるし、お互いに仕事終わってすぐに愚痴りあえる友達がいるっていうのも楽だったんだよね。
彼も仕事は上手くいってたけどお客様の話が多くなってた
私も仕事が上手くいってた時期だけど、同じように彼も仕事が上手くいってた。
仕事が良い方向にいくのは私も一緒に暮らしている身だし、嬉しい事なんだけど彼が午前中から外出する事がとても多くなっていた。
それが少し気にくわなかったんっだよね。
なるべく一緒にいたいなぁって思うし、多分女の子はそうだよね?
彼と一緒に少しでも長い時間いたいと思うものだと思うんだけど、彼には全然わかってないもらえないし「いや、お客さんと会うのにお前の許可いらないでしょ」って言われたら正直何も言えなくて(笑)
帰ってきてからも私の話をするタイミングなんてなくて、彼のお客様の話をずっと聞いてて「このお客さん本当に良い人でお金もあるからさ」とかそんなのばっか。
嫌になってきちゃったんだ。
ホストクラブのクリスマスイベント
ホストクラブでクリスマスイベントをやるって聞いて、私はもうグランドオープンで懲りたからたまに行く程度にしてて、イベント日とかは行かない様になったんだ。
だから、今回のクリスマスも私は出勤してるか、友達と遊ぼうとか思ってたんだけど彼の指名客が来るみたいで、クリスマスだし勿論お客様にプレゼントを渡すのは当たり前。
そのプレゼント選びにすっごく悩んでて・・・。
私も協力はしたいしお客様のプレゼントも大事なんだけど、私には何もないのかあって思ってたんだ。
クリスマスイベントの数日前に家に大きい人気雑貨店の袋が置いてあって「あ、お客様へのプレゼント決まったんだ。ここの雑貨店なら間違いないだろうな」って思って彼に「いいじゃん。ここのなら大丈夫でしょ。」って話したの。
彼も「まあ無難っていうか可愛いし女の子は好きそうだし」って言ってて(笑)
でも中身は教えてくれなくて「ケチだなー」って。
イベント当日に・・・
イベント当日私は仲の良い友達と遊ぶ事にして、それを彼にも伝えてた。
彼が先に家を出たんだけど、その後に私は友達に電話しながらめちゃくちゃ発狂。
家の中のガラス窓とかを蹴って「私にはないのになんでお客さんには買うの!」って病んでて、その後に彼からLINEがきて合流。
歌舞伎町のドンキで待ち合わせしてその時に「はい」ってティファニーの袋を渡されたの。
私は何がなんだか分からなくて「え?」ってなったの。
彼が「お前にプレゼント。言わなかったけどあんなに病むと思わなかった」って言われて私は号泣。
世界一幸せだって思ったんだ。