ライター紹介

かおり自己紹介

自己紹介コラム
私は社会人になってずっと風俗を知らずに一般職で朝から晩まで夜通し働いてきました。
少しでも良い時給のアルバイトを見つけては移り働き続けました。
家の借金、親の介護でお金がかかるので会社員ではなくアルバイトとして働き続けました。
風俗というのは言葉だけは聞いた事がありました。
聞いた事はありましたが、聞いた事はあっても特別高給取りなので、どこか特別な所で、特別選ばれた綺麗な人か売り飛ばされた人が稼ぐ世界だと思っていました。
風俗で1番売れる時期を知らずにずっと辛くても寝る間を惜しんでアルバイト生活をしていました。
やがて、身体がもたなくなり倒れてしまいました。
それでも、もっと時給の高い仕事がないか探していたら知人がヘルスで働いてるとうちあけてきました。
そんな普通の容姿でも働けるんだ!と思い、ものすごく抵抗がありましたが、風俗の世界に入りました。
働き続けているうちに、在籍店だけでは思うように稼げなくなりネットで見つけたスカウトを通して出稼ぎに行きました。
切迫詰まっていたので、何も疑わず新幹線に乗ってお店に行くと、条件がまるでウソでした。
今、冷静に考えると怪しい部分もありましたが、切迫詰まっていて冷静ではなかったので、私もいけないのですが適当でいい加減なスカウトでした。
その出稼ぎ店に到着して、ほぼすぐ怖くなり逃げ出したはいいけど、穴をあけて帰れないし、焦りました。
焦って焦ってスマホで出稼ぎを探していたらこちらの編集長ののりこさんに出会いました。
直ぐに事情を聞いて助けてくれました。
風俗に携わる人間で安心して信じて良い人に出会えるとは思ってもみませんでした。
そこまでの存在にはなれないにしても私にも何か出来たら良いなと思います。
ごく普通の容姿の女性でも、普通以下でも風俗って働けるんだという事が分かってからもその世界に自分が最初は入ろうとは思っていませんでした。
恥ずかしさもありました。
何よりも風俗という仕事にものすごく抵抗がありましたし、怖さもありました。
でも、この仕事をするしかないと思い入りました。
実際、働いてみると自分の想像なんて全然次元が違うものでした。
仕事の事で相談出来る人が誰もいない辛さ。
一般職では感じた事のないくらいの人間不信にもなってしまいました。
身内や友人にも仕事ひとつ嘘をつかなければならない事で自分は知らないうちに殻にこもって孤立していました。
風俗で働くと失うもの、代償が大きいです。
事情があってこの世界に入ったなら一生懸命頑張って稼いで早くやめたほうがいいと思いました。
私は自覚があるつもりで、自覚が足りなかったので失敗だらけの後悔だらけでした。
これから働く人や今まだ働かなければならない人達には私のような失敗や後悔はしてもらいたくないです。
やり続ければ続けるほど、気持ちは病んでしまいますが私みたいにもし同じような人がいたら何か役に立てる事があればいいなと思いました。
出稼ぎでも、在籍店でも経験すればするほど、理不尽な事や道理が通らない事が多々ありました。
出稼ぎなんて知らない土地に行ってまで稼ぐのに最初から嘘の条件で行かせるスカウトマンも何人もいました。
いろんな事があると、人間不信になってしまい本当に良い人に出会ったとしても良い人まで自分から知らず知らずのうちに失ってしまうこともあるかもしれません。
信じるべき人を信じないで、信じるべきではない人を信じたりして失敗したりした事もありました。
私が地方に出稼ぎに行ったときの事です。
店についた途端、スカウトさんからの話しとはまるで違い、半分脅しのような感じで怖い口調で帰る事は許されない状況に持ち込まれてものすごく怖くなった私は急いで店を出て逃げました。
そして、スカウトさんにすぐ状況説明をしましたが、とても冷静な口調でとりあえず店に戻るよう言われました。
騙していたんだと、怖くなりそのスカウトさんには帰りますと、伝えてもなかなか了解してもらえなかったのですが、もう関わりたりたくないと思いその店からとりあえず遠くに逃げました。
今思い出しても怖い思い出です。
その少し後のことでした。
働くはずの日数の穴を空けるわけにはいかないので、スマホで必死に検索していた時にnaishoをみつけたのです。
また同じ目にあったらどうしよう、という思いと助けてほしいという思いと、複雑な気持ちの時に思い切って連絡して親身に相談にのってくれたのがnaishoの編集長ののりこさんでした。
他社のスカウトさんは、細かい事情まで話す気持ちになる方もいませんでしたが、それ以前にプロフィール作成内容や出稼ぎ場所、条件をきいてくるだけでした。
ただ、それだけ。
naishoの編集長ののりこさんは、まず事情からきちんと私の話しを聞いてくれました。
そして出稼ぎ先で不安な事や質問があったりしたら、常に迅速な対応をしてくれました。
安心してお世話してもらえたのはnaishoだけでした。
人間不信な私でもこの世界でこんなに親身になってくれる人がいるんだと初めて実感しました。
そんな編集長と編集長の下で頑張ってるスタッフだからこそ何かあったらひとりで悩まずnaishoに相談してほしいと思います。

 
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