こんばんは、アダルトライターの百花繚乱です。
今回は「百花繚乱が保健所のHIV検査を受けてみた」いよいよ、Part②の保健所に行ってみた編になります。
エイズのことを詳しく説明したPart①もぜひ読んでみてくださいね。
保健所でのHIV検査
HIV検査を受けることができる検査機関はたくさんありますが、わたしが行ったのは渋谷区保健所です。
渋谷区保健所のHIV検査は事前の電話予約は必要になりますが、誰でも無料で受けることができます。
名前を名乗ったり、健康保険証を出したりする必要もなく、最初から最後まで匿名のままで受けられます。
こちらでのHIV検査実施日時は、毎月第3木曜日の午前9:00~10:30になりますので、それまでに保健所に電話をして予約を取ってください。
「エイズ検査を受けたいのですが…」などと言えば、担当の方に電話を取り次いでもらえます。
もしも感染していたらHIV感染リスクも飛躍的に高まる他の性感染症(梅毒・クラミジア)の同時検査も、嬉しいことに無料でしていただけるので、そちらもお願いすることにしました。
婦人科や性病科で性感染症の検査を一通り行うと1万円前後は実費でかかりますので、これはたいへんありがたいですよね。
HIV検査の受け方
予約日時当日になったら、遅刻をしないように時間通り渋谷区保健所に向かいます。
各線渋谷駅からマップを見ながら10分ほど歩くと、渋谷区保健所に到着します。
検査場所にはそんなに人は多くなく(本当はもっとたくさんの人が検査を受けに来たほうが良いのですが)、マスクやサングラスで顔を隠してコソコソしているような人も特に見受けられなく、普通の広い病院みたいな雰囲気です。
まず受付で電話予約をした際に発行された番号を伝え、検査申込書をもらって記入します。
そのあと簡単なカウンセリングがありますが、住所や名前などの個人情報を聞かれたり、風俗嬢をやっているかどうかなどとは質問されませんので、安心して受けてください。
「HIVに感染するような、心当たりがある行為から60日以上経っていますか?」などのごくごく簡単な質問です。
カウンセリングが終わったら、いよいよ採血になります。
ちょっとだけチクっとするくらいで、すぐに採血は終わります。
検査結果が出るのはおよそ1週間後
指定された日時に、検査を受けた際いただいていた検査申込書の控えを持って、もう1度保健所に結果を聞きに行く必要があります。
このとき検査申込書の控えがないと検査結果を聞くことができませんので、持っていくのを忘れないように気をつけてください。
個室でお医者様から検査結果を聞くのですが、わたしは無事にすべて陰性判定でした。
クラミジア感染歴が過去に2度あるため、それだけ反応が出ましたが、現在は完治しているとのこと。
ちなみにクラミジアは1度でも感染すると、完治させたとしても一生反応が消えることはありません。
これもたいへん恐ろしい性感染症ですので、詳しくはクラミジアについて書いたこちらの記事をぜひ読んでみてください。
そしてもしも陽性反応が出たとしたら、お医者様から専門の医療機関の紹介も受けることができます。
お医者様は性感染症について不安なことや心配なことの相談にも乗ってくれますので、このとき質問がある人はなんでも聞いてみましょう。
まとめ
今回わたしは渋谷区保健所に行ってみましたが、HIV検査をしてくれる保健所は全国にあります。
デメリットとしては保健所なので平日に検査を実施しているため、会社勤めなどをしている人は受けにくいことや、検査結果が出るまでに一週間ほどかかるということですが、そのくらいです。
スクリーニング検査といって、当日に結果を教えてもらえる即日(迅速)検査をしている保健所も増えているらしいです。
メリットのほうはたくさんあって、渋谷区保健所でしたら予約の必要はあるものの無料&匿名で、HIVだけでなく感染の確率がより高い梅毒やクラミジアの検査も同時にしていただけること。
そして検査した結果、HIVや性感染症にかかっていなければ大きな安心につながりますし、万が一かかっていれば早期発見で治療を開始することが可能になります。
HIVは昔のように死に直結する病気ではなくなってきています。
早期発見と早期治療が一番重要です。
あなたの大切な人や、あなた自身のためにも、ぜひ勇気を出してHIV検査を受けてみてくださいね。
この記事を読むことによって、ひとりでも多くの人が検査に行ってくだされば嬉しいです。
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