ライター紹介

【新ライター自己紹介】880万円の借金から家族を救った祇園の女「Rie」デビュー‼︎

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初めまして、現在は二人の子供を奮闘しながら子育て中、元セクキャバ嬢の新人ライターりえです。

29歳で、生まれてはじめて夜の歓楽街に飛び込み、必死に家族を守ろうと奮闘しながら、随分もがきました…。
京都のセクキャバでナンバー1になれば家族を守れる」と一心不乱に駆け抜けた日々を、そして一肌脱いで大切な物を守ろうとした日々のお話を、これからはゆっくり伝えて行けたら良いと思います。

崖っぷちで飛び込んだ京都の歓楽街

まず、私が飛び込んだのは、セクシーキャバクラこと、セクキャバです。
この業態は関西ではむかし、ノーパン喫茶から始まったようです。
今でも戦後から営業している老舗のセクキャバもありぶっちゃけ物凄くグレーな風俗です。
風営法などの様々な法規制でセクキャバは少なったことを考えるとグレーな業態というのもうなずけるでしょう!
しかし、お客様サイドから見るとセクキャバは「痒いところに手が届くお店」でもありますが決してスッキリさせてはいけないというのがセクキャバの鉄則でした。
風俗とはいえ「ヘルス」や「ソープランド」のようなガッツリ風俗って感じではなく、他の風俗と比較してもライトに入りやすい業態ではあるので、女の子からすると「稼ぐには程よい着地点」だと考える方は多いのではないでしょうか?
それは最初だけの話ですが…

祇園のセクキャバの実態を暴露

時給もナンバー3までになると祇園にある老舗の風俗店にも劣らない給料になります。
何せ、半分はキャバクラですからキャストの巧みな話術やお客さまの気分と財布次第では高価なお酒も飛び交いますので当然、どこにでもあるキャバクラと同じで指名争いも凄いものがあります。
お酒も千円から百万までのお酒がメニューに載ってます。
あまり馴染みがない女性は信じられないかもしれませんが、高価なお酒が驚くほどでます。
お客様は、お気に入りの女の子をナンバー1にしたくて、次々に高いお酒を下ろします。
時給でいえば1500円〜7000円と自分のポジションによって変動します。
それにプラスしてお酒・指名・延長からのバックが入ります。
在籍している女の子の平均時給は4000円プラスバック分と行った感じなので、下手な風俗よりも稼げたりします。

セクキャバの接客内容とは?

素っ裸でお酒を飲むことなどは日常です。
要は、お客様がお金を落とせば落とす分だけ、女の子を触れるし脱がすことができる。
簡単いっちゃえば好きにできるってことです。
システムは歓楽街によくあるキャバクラと同じで時間制で、だいたいが40分〜50分位の1セットが基本になります。
裸や、半裸の女の子がテーブルをいくつも掛け持ちをするのが通常でも最初はしっかりと店舗用のコスチュームを着ています。
夜が更けていくと共にお金の欲と男性の性欲が入り混じり、そのうち女の子は裸で浴びるようにお酒を飲みながら、お客様に触られていきます。
京都で遊ぶ男性は、食事してから、飲みに行き、キャバクラで遊び、セクキャバで気持ちを上げて、最後はヘルスと。
京都には団体様の旅行客も多く、又海外からの男性客も多いです。
こちらも、だいたいが、そのコースになります。
この最後の〆のヘルスに行けなくなる位の体力と、お金を使わせ、心を奪うのが、私達の仕事でした。
それはもう、恐ろしい世界です。(男性からすればですけど…)
私も最初にこの世界に飛び込んだ時はその異様な光景に度肝を抜かれましたが、この場所で私は何とかするしかない!
そう思って踏ん張ってました。

夜の世界で一番怖いのは誘惑の多さ

誘惑のオンパレードの毎日です。
自分に負けてしまう女の子は、知らない間に消えています。
自分に負けない強さと、プライドを保つ事。
これが私が夜の世界で学んだ事でした。
出勤の通りは、キャッチやホストのお兄さんだらけ、そこを通るのも、最初は嫌で仕方がなかったです。
酷いお客様も、沢山いてます。
罵られますし、お客様は、お酒も飲みますので、気も大きくなっていて、割と最初はそこで、プライドがズタズタになります。
『触らして自分ら、なんぼちゃうんか?』などなど。
気の弱い子は指名もとれずに、最低時給(派遣に毛が生えた位)で、お客様の好き放題触られるだけ。
あと、多いのがホストに溺れ消えてしまう。
ボーイに色管理され、お給料は何ヵ月も貰えない。
罰金と言う名目の搾取、お給料をピンはねされても、泣き寝入り。
寮に入る子の自殺未遂等、そんな事は日常茶飯事でした。
行く所の無い、帰るところの無い、頼る人もいない、田舎から出てきた20歳位の女の子は、そんな恐ろしい場所で、優しくされたボーイに、寮と店との往復だけをさせられてるのは、見慣れた光景でしたし、まさに、ストックホルムシンドローム状態。
目が覚めても、辞めさせてもらえずに、段々痩せていく女の子を見たものです。

逞しい女性たちに励まされることも

シングルマザーで、一生懸命子育てを両立してる方。
祇園の中には託児所が数ヶ所あり、前を通ると、出勤前のお母さんが、子供を連れて託児所に送り届ける光景をよく見ます。
『お母さん、頑張ってきてねー』
『早く迎えにきてねーっ』
『何時に迎えに来るのーっ?』
ママを送りながら、健気に手をふる小さい子供も、歯をくいしばって泣くのを我慢している小さい子も、よく見かけました。
お母さん方は、何度も振り返りながら、けど一定の距離を過ぎたら、もう振り向かず、颯爽と戦闘モードになり、しっかり地面を踏みしめて歩いている、力強さを感じました。
深夜12時を過ぎたら、小さい子供が、ガラスの扉の入り口にピタリ顔をつけて、迎えに来るママを待っている姿。
その小さな子供達の姿をみても、この子供達も、凄く頑張ってるなぁ…と、当時、応援したい気持ちに通る度になりました。
又、留学資金の為に、期限を決めてしっかり稼ぎ、期限にはスパッと渡米し、留学してしまった女の子。
介護ヘルパーと掛け持ちのダブルワークの方、ヘルパーの仕事後に出勤するので、暗い店内でいつもやりにくそうに化粧直しをしていて、一生懸命なんだなぁと、思っていました。
年齢を20も30もサバをよみ、それでも20歳に負けない指名を次々と獲得するミラクルな方も『若い子には負けへん!』と笑いながら、言ってました。
自信と逞しさが漂っており本当に本当に、皆さん、凄く頑張っておられました。
今、風俗でお仕事をしている女性は、皆さんそれぞれの理由があると思います。泣きたい事があっても、接客なので中で『ワーッ』とは、泣けないですよね?
笑顔でお仕事できてたら、その時の心の状態は大丈夫です。
けど、笑顔で風俗の仕事に取り組むまでは、いくつも、いくつも、山を乗り越えていかなければならないのが、ほとんどの風俗の仕事に携わる方の実情じゃないでしょうか?
メンタルを鍛えるのは自分じゃないとできませんが、鍛えれるヒントなら、私の経験が、少しは役に立つかもしれません。
・泣きたい女性が増えない様に。
・頑張った分だけ報酬が貰えるように。
・誘惑の落とし穴に落ちない為に。
・自分を大切にできるために。
・最終的な目標を達成できるために。
現状で何か困っている女性を心から、応援したいと思っております。
これから始まる私のストーリーコラムで少しでも元気になってくれれば嬉しいな♡

若くして二児の母になった私は風俗の世界に飛び込む決断をしました。夜の世界の「光」と「影」を自身で経験しました。家族を守るため、風俗とともにがむしゃらに駆け抜けた6年間の濃密なコラムが皆様の元気に変わればと思い執筆活動を続けて行きますのでよろしくお願いします♪ Rie♡"

 
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