はじめまして☆りこです。
現在、看護師として働いている元AV女優・風俗嬢です。
現在は平凡かつ至って幸せな人生を歩んでいます。
そんな私のことをざっくり知ってもらうため、今回は自己紹介をしたいと思います。
自己紹介
・現在27歳
・長野県在住
・職業:看護師
・趣味:旅行に行くこと
現在は看護師として普通の生活を送っていますが、18歳高校卒業後から26歳までAV女優、風俗嬢として働いていました。
心も体もボロボロになった過去から、今に至るまでの経緯を皆さんに少しお話したいと思います。
業界デビューのきっかけ
高校卒業と同時に東京に看護学校に通学するため上京し、都会での生活が楽しくて毎日が輝いていました。
そんなある日、街を歩いているとAVプロダクションにスカウトされ興味本位で事務所に所属。
それからです。
私の人生が180度変わったのは。
初めてのAV撮影。知らない人とたくさんの人の前でするSEX。
緊張もしたけど、周りのスタッフさんマネージャーもいい人で無事に終了。
何よりも良かったのが、SEXするだけで何十万円ももらえたことでした。
19歳の私はお金に夢中になり、次々と作品に出演します。
そして数か月後、事務所の提携の風俗で働かないかと誘われ、初めてデリヘルに出勤しました。
AVとは違い、気持ち悪いお客さんも中にはいて辞めたいと思う時も時にはありましたが、その日の給料を見るとそんなことも忘れ、なんだかんだ働いていました。
狂い始めた日々
そんなある日、お店の女の子に誘われホストクラブに行きました。
そう、よくあるパターンです。
私はホストにハマり通ってた学校も辞め、風俗とAVで稼いだお金のほとんどをホストに使うという生活が始まりました。
ホストマジックってすごいな。って今は本当に思います。
毎日知らない人に抱かれ辛い思いをして、それを癒されにホストに行き、ホストに頑張れと言われまた風俗で働く。
誰かに必要とされ、頑張りたいって気持ちにピッタリはまったのがホストだったのでしょう。
風俗やAVをやっていることを軽蔑する友達は離れていきました。
どんなに稼いでも残らないお金、偽りの愛、そんな生活に疲れた21歳のある日、唐突に地元に帰ろうと思い東京を去ることになります。
先の見えない日々
一般の仕事をしようと思ったのですが、風俗業界で楽にお金を稼げることを知っている私は結局一般職には就けず、再びデリヘルで働くことになります。
再び始めたデリヘルで待っていたのは、イケメン店長の色恋管理。
一緒のマンションに住みオープンラストで働く日々。
お金はそこそこ貯まったけど、自由がなく先がない毎日を送ってました。
地元で働いていたせいで、同級生や地元の先輩には身バレしてしまい「やらせろよ。」なんて言われることも・・・。
様々な喪失感を抱きながら感情も何もない人に体を求められる日々。
そんなある日いつも通りお客さんのところに行こうとした瞬間、過呼吸になり目の前が真っ暗になり、救急車で運ばれ気が付いたら病院でした。
思った以上に自分の体は悲鳴をあげていたんでしょう。
生きている意味、孤独感、これからの人生の不安、精神的におかしくなった自分が取った行動、それは薬物乱用による自殺未遂でした。
起きたらまた病院のベッドの上。
薬を大量摂取したのを店長に見つかり救急車で運ばれ未遂となりました。
明るい未来へと
なぜ死ねなかったのか、そんなことを考えている中ある日担当の看護師さんが「人生なんて何回でもやり直せるんだよ?死んだら何も残らない。だったらやりたいことやってみる勇気も必要だよ?焦らず一歩を踏み出してみたら?」と話しかけてくれました。
毎日笑顔で優しく温かく接してくれる看護師さんの姿を見たら、東京に上京した目的をもう一度思い出し、看護学校にもう再び通う決意が固まりました。
そこからが私の人生のリセットでもあり再スタートです。
化粧も地味、髪色も黒。
今までと違い地味な生活。
贅沢はできないけど充実した日々を送ることができました。
心の中から笑える日々がとても幸せと感じました。
3年間の学生生活も無事に終え、資格試験にも合格。
現在は看護師として働いています。
風俗で働いていた日々はお金で楽しみ、着飾った人生を送り20代前半では得られない経験もたくさんしました。
でも、その中で残った心の傷。
風俗という仕事も立派な仕事だと思います。
だけど、多くのリスクがあるということ。
体1つで大金を得る仕事だけど、心を奪われる可能性のある仕事だということを、これから風俗で働く女の子に知ってもらいたい。
そう私は思っているためライターになり、これから私の経験の中から役立つことを伝えていけたらいいなと思っています。
よろしくお願いします!
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