【巨額な借金から家族を脱出させた真実の物語28】サンタクロースは子供と一緒にクリスマスを過ごせない。

880万年…。

この数字からこの物語は始まります。

第1話はこちらからご覧ください。

穴埋めはクリスマスプレゼントで

小学校に長男が通い始めてからは、1日1日が物凄いスピードで時間が過ぎて行きました。

季節事の行事があったり、周りに付いていかせないといけないという、私が感じるプレッシャーのせいかもしれません。

あっという間に2学期が終わろうとしていました。

もうすぐクリスマス。

そんな時期もボヤボヤしていたらあっという間に過ぎてしまいそうでした。

このセクキャバで働くまでは本当に家計の苦しさで、クリスマスプレゼントもギリギリの予算で買ったり、流行っているゲーム機をサンタさんからのプレゼントにもしてあげれない状況でした。

セクキャバで働き始めてから過ごした数回のクリスマスは、割と一般的に子供には満足されてあげれるだろうというレベルのクリスマスプレゼントを枕元に置くことが出来ていました。

私が子供の頃と比べるのは違うのかもしれないですが、子供に対してのプレゼントも本当に高額になっていって、ゲーム機なら2万から5万する時代。

私の子供時代には朝起きたら、ぬいぐるみがポンと置いてあったりもしましたが、今ではそんな訳もいかない流れができてしまってます。

出来るのだから、子供には精一杯してあげたい。

そう思っていたので、クリスマスには接客も余計に力が入りました。

今思えばどんなクリスマスでもお母さんとお父さんが笑っていれば、プレゼントの金額なんかは問題ではなかったのかもしれません。

私の子供時代を振り返っても家族が笑っていて小さいクリスマスツリーがあって、お母さんが居てお父さんが居たクリスマスはプレゼントよりも良い思い出です。

サンタさんから貰ったプレゼントより、家族の顔の方が印象に残ってはいるのです。

ただ風俗で生活をしているご飯を食べさせているという罪悪感から、プレゼントには高額なプレゼントで穴埋めをしようとしていたのかもしれません。

いい母とダメな母

あっという間に2学期も終わり、冬休みになりました。

セクキャバではシングルマザーのお母さんが夏休みと同様、疲れた表情になってきます。

日中は子供の世話をして夜に仕事してと、休む暇もなく動いているからですが、疲れている場合では無いという勢いで仕事をします。

店の中ではクリスマスのプレゼントの話をしているシングルマザーの人たちが、楽しそうにしていました。

クリスマスは今と昔でも変わらない、誕生日と同じ位の大イベント。

裸一貫で子供の為に頑張るお母さん達は、生活保護の不正受給をしているお母さん達と明らかに違います。

真面目に母親としての責任を果たそうとしているのでしっかり仕事をし、嫌なお客様にも嫌な顔を見せず、本当にお客様には気が利きます。

それがお給料に直結しているので、子供達に行きわたっているのが目に見えて分かりました。

そんな人たちを見て自分も頑張らないといけないと、私自身勝手に励まされて勇気をもらいました。

不正受給をしているシングルマザーの人達は、生活保護はお父さんの居てない子供の為と、そんな事を正当化する理由にしていましたが、その分自分が頑張らないといけないという発想にはならないので、人任せの体質が成績にも表れてきます。

12月は成績をグラフにされ張り出される事もあったので、名前を見て行くとそれが顕著に表れていました。

要は人間性なのかなとも、思いました。

父子だけのクリスマス

2学期の終業式、通知表を貰って沢山の荷物を持って長男が帰宅しました。

1年生なので通知表は殆どがよくできましたの欄に〇を貰えています。

この1年生の成績はまだ、私のセクキャバの仕事による影響は無さそうでした。

しかし2年生、3年生と学年が上がっていけば学習内容も難しくなっていき、母親が夜に不在の落ち着かない家で、しっかり落ち着いて勉強できるのかという不安があります。

クリスマスのイブも休めず私は出勤です。

セクキャバで働いてからは、ほんとに1度もクリスマスもクリスマスイブも休むことが出来ませんでした。

日にちが変わってからの帰宅をして、隠していたプレゼントを既に寝ている子供達の枕元に置きます。

私が不在のクリスマスは主人が子供達を楽しませ、外食に連れていったり買い物に連れて行ったりしてくれていたので、その話を聞いて、ホッとしていました。

そして主人に感謝もしていました。

クリスマスにお父さん1人が子供を連れて外食にいくという、はた目から見れば凄く可哀そうな父子だと思うのですが、主人も恥ずかしさを捨て子供を楽しませるためにはどう他人から思われても構わないという気持ちでやってくれていました。

主人がその時携帯で撮影した写真も残っているのですが、その写真を今見ても複雑な悲しい気持ち、子供に申し訳ない気持ち、主人にありがとうの気持ち、色んな感情が入り混じります。

初詣行けない罪悪感

クリスマスから新年まで、またあっと言う間です。

忘年会シーズンという事もあり、1年間の中で1番の書き入れ時になります。

元旦は私もお休みを貰っていましたがそれ以外はほぼ出勤で、日中家族と過ごし、夜はまた行かなくてはならないとうスケージュールでした。

主人は子供の冬休みより少し短い休暇を貰っていたと思います。

お正月に届く年賀状は本当に数枚です。

セクキャバで働き始めてからというもの、罪悪感と家の状態を悟られたくなかったので、交友関係を断っていった結果でした。

年賀状を書くことも、どうしても自然には出来ません。

初詣もそうでした。

神社に行くことが出来なくなってました。

神様に洗いざらいの姿を見せるのが怖かったからなのかもしれませんが、セクキャバで勤務している数年間は、鳥居さえくぐれない精神状態でした。

子供には教育の一環として教えて行かなくてはならない事を、沢山省いたかもしれません。

引退してからはある程度の風習を教えていけましたし、初詣も家族で行くようにはなりましたが、それまでの道のりは普通の生活をしている人と比べたら物凄く長いものでした。

息子の異変

当時、ペットボトルのキャップに付いてるおまけのおもちゃ目当てに、ジュースを長男に買っていました。

かといって毎日買う訳ではないのですが、週に2回位は買い与えていました。

ある日に長男のおもちゃ箱を片付けていたのですが、そのペットボトルのおまけのおもちゃが、買い与えたジュースの数より、明らかに上回っていました。

日中、スーパーに一緒に買い物に行った時に良くかっていたので、数が合わないとすぐ、分かりました。

考えたくは無かったですが、スーパーで並んでいるジュースのおまけだけを長男が取ってきたとしか、考えられませんでした。

長男本人に私はすぐに何も言えず、確かめる事も出来ませんでした。

私の責任だと思いました。

見た目では症状は出ていない様で、色んな事が分かってくる年頃。

我慢もでき、宿題も1人でしていた長男の我慢や寂しさが、物で心の埋め合わせをしようとしていたのだと思いました。

完全に親の責任です。

物質的に少しでも豊かにしてやりたくて頑張ってきた事が、間違いなく裏目に出たのです。

泣く事もなく私が居なくてもお父さんのいう事を聞いていた長男も、心は限界だったのかもしれません。

まだおまけのおもちゃだからマシだったかもしれませんが、お金を払っていないジュースのおまけを勝手に取って来ていたのは万引きです。

しかもおもちゃ箱に無造作に入れられていて、本当はそこまで欲しいものではなかったんじゃないかと言う位の扱いでした。

@NAISHO

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Rie
若くして二児の母になった私は風俗の世界に飛び込む決断をしました。夜の世界の「光」と「影」を自身で経験しました。家族を守るため、風俗とともにがむしゃらに駆け抜けた6年間の濃密なコラムが皆様の元気に変わればと思い執筆活動を続けて行きますのでよろしくお願いします♪ Rie♡”